◎ゲームレポート(2014.12.14)

★第1試合 入替戦(BIG8-2部) ○東京大学27-7関東学院大学●
 はじめに攻撃権を得た関東大は最初のシリーズから果敢にTDを狙い、WR#10工藤のパスキャッチで一気にゴール前1ydまで攻め込む。東京大も必死の守りを見せるが、再び#10工藤がパスキャッチを決め先制TD。関東大はその後の東京大の反撃をFGに抑える。2Qに入ると東京大の攻撃に火がつき、パスでリーグ1位の個人記録を持つQB#12大槻のロングパスからWR#13団栗がゴール前18ydまでボールを進め、RB#23初谷のTDで逆転。東京大は前半で2TDを挙げ、10点差で前半を折り返す。後半に入っても東京大の勢いは止まらず、一矢報いたい関東大もQB#4小林と#7安田を交互に出して複雑なプレーを展開するが、東京大の激しいタックルに阻まれなかなか前へ進めない。関東大は4Q早々にゴール目前まで迫るが、東京大DL#95神田のQBサックが炸裂し得点のチャンスを逃す。その後の東京大はRB#42宮山のランで時計を進ませながら試合を進め、関東大は試合残り22秒で最後の望みをかけロングパスを投じたが、東京大DB#25吉田にインターセプトされ試合終了。27-7と東京大がBIG8の意地を見せつけ、残留を決めた。

★第2試合 入替戦(BIG8-2部) 
●上智大学28-42一橋大学○
 先に流れを掴んだのは、一橋大。上智大の最初のシリーズをLB#49杉本がインターセプトで攻撃権を奪取すると、勢いそのままで攻め込んでいき、ゴール前6ydからRB#24高比良がディフェンスをすり抜け先制点を挙げる。流れを掴んだ一橋大は、2Qに入ってもQB#19平野がその実力を見せつけるようにパスを次々と成功させ、追加点を重ねる。対する上智大は前半残りわずかでノーハドルオフェンスを展開。勢いよく攻めていくが、TDを狙ったロングパスを一橋大SF#35北村がインターセプトしそのままゴールへ。80yd以上のロングランを見せ、流れは完全に一橋大で前半終了。しかし後半に入ると、上智大が怒涛の反撃に出る。自陣25ydからQB#6伊藤の投じたロングパスが成功、WR#87坪野の見事なキャッチで今試合初得点。その後もQB#6伊藤とBIG8レシーブ個人記録1位のWR#10木俣のコンビがビッグプレーを連発。しかし負けじと一橋大も自陣35ydの4thダウンでQB#10柴田とTE#23工藤がスペシャルプレーを成功させたり、ディフェンスではDL#51小川が要所でのタックルで活躍を見せる。それでも上智大の反撃は止まらず、後半で4TDと大健闘。前半にひらいてしまった点差を埋めるべく猛反撃を見せるが、上智大のパス攻撃は一橋大にインターセプトされ試合終了。一橋大が1部BIG8への昇格を果たした。





◎ゲームレポート(2014.12.13)

★第1試合 チャレンジマッチ(TOP8-BIG8) ●立教大学8-10専修大学○
 先に攻撃権を得たのは立教大。自陣深くからの攻撃となったが、RB#29森井が軽快な走りで専修大ディフェンスを振り抜き一気にゴール前10ヤードへ。しかし専修大LB#16石川がQBサックしファンブル、これを専修大DB#7岩元が抑え、攻守交替となる。流れを掴んだ専修大は、ロングドライブで敵陣1ヤードまで攻め込み、第2Qに入ってすぐにTD。立教大は、RB#30茂住やRB#39金子のランでドライブを進めるもFGに留まり、前半は3-7で折り返す。後半、最初のキックオフで専修大はゴールゾーン内でボールデッドとなり、セイフティで2点差となる。追加点によりモメンタムを掴んだ立教大は、更なる追加点を狙い攻撃を進めるも、専修大ディフェンス陣の鋭いタックルに苦しむ。第3Qはディフェンスが健闘し両校無得点。第4Q、立教大は力強いランでゴール前まで攻め入り、FGで得点し1点差の逆転となる。試合残り4分、専修大はランで時間を使いながらドライブするが、立教大LB#5雁部のロスタックルなどに阻まれなかなかゲインできず、敵陣40ヤードで4thダウンロング。専修大はここでギャンブルを選択し、オプションプレーでボールを持ったWR#1梶川が執念の走りでダウン更新。このプレーで流れを掴んだ専修大は、残り1分10秒でFGを決め逆転。立教大は少ない残り時間で得点を狙ったが試合終了となった。これにより、専修大は来年度のTOP8入りが決定した。

★第2試合 チャレンジマッチ(TOP8-BIG8) 
○日本体育大学16-0拓殖大学●
 試合が動いたのは第1Q中盤。日体大はパスとQBスクランブルを中心にテンポよく攻め入ると、外へと展開するランプレーでRB#10北詰がTD。先制点を挙げ、流れを掴む。対する拓殖大は、力強いランプレーを中心に攻撃を展開するも、日体大ディフェンスに阻まれ得点に繋げることができない。第2Q、日体大はFGで追加点を挙げるが、それ以降は互いにドライブはするものの、なかなか得点には至らない。前半残り1秒で日体大がFGで追加点を入れ、13-0で折り返す。第3Qは互いに素早いタックルやパスカットなど流れを引き寄せるプレーは随所にあるものの、両校とも流れを掴み切れず無得点のまま激しい攻防が続く。日体大が中盤にFGで追加点を奪い、16点差で最終Qへ。未だ無得点の拓殖大は一矢報いるべくノーバックの体型からのパスやQBスクランブル、要所でTE#8八木の力強いランアフターキャッチを見せたが、ゴールにはたどり着けず。最終Qは無得点で試合終了となり、日体大が勝利を収めた。

★第3試合 入替戦(BIG8-2部) ●東京工業大学0-26帝京大学○
 両校とも鋭いタックルや激しいラッシュなどのアグレッシブなディフェンスを見せ、第1Q残り2分を切るまでは無得点。この激しい攻防戦から先に抜け出したのは帝京大。ゴール前約10ヤードからハンドオフフェイクでQB#6新井がTD。先制点を奪い、試合の主導権を握る。対する東工大は、得点を狙い攻撃を展開するものの、帝京大の激しいフロント陣がそれを阻止。第2Q、東工大は自陣深くで痛恨のファンブル。これを帝京大DL#69小宮が素早くリカバーし、ゴール前からの攻撃権を得ると、リバースプレーで相手を翻弄しTD。第2Q終盤、東工大はノーハドルでテンポよく攻撃を進め、ゴール前5ヤードに迫るが、投じたパスを帝京大DL#43久保田がインターセプト。前半は13-0で折り返す。第3Q、帝京大は前半の勢いそのままに、1stシリーズでハンドオフフェイクのQBスクランブルで#6新井が約50ヤードの独走TD。東工大はランとパスを織り交ぜ攻撃を展開するも、#69小宮やDL#66鹿子木など、パワーと速さを兼ね備えた帝京大DL陣に圧倒され、思うようにゲインできない。第4Q、一矢報いたい東工大は、時間消費を防ぐべくパスを中心に攻めるが、投じたロングパスを帝京大がインターセプト。東工大は流れを掴めないまま中盤にさらにTDを許し、点差を広げられる。ラスト2分、帝京大がランで時間を使い切り、タイムアップ。帝京大が完封勝利で1部BIG8昇格を決めた。





◎ゲームレポート(2014.12.06)

★第1試合 入替戦(3部-エリア) ●茨城大学0-45獨協大学○
 はじめに流れを掴んだのは獨協大。立て続けにランを成功させダウンを更新していくと、敵陣37ydからRB#28市川がディフェンスを振り切り先制TD。対する茨城大も4thダウンのパントキックで獨協大のファンブルミスを逃さずリカバー。敵陣26ydと好位置から攻撃権を得たものの、獨協大が必死の守りを見せ、茨城大は得点ならず。2Qに入っても獨協大の勢いはとまらず、追加点を量産する。茨城大は無得点のまま21点差で前半を折り返す。後半も試合の流れは獨協大のまま。獨協大がRB#1逆井の活躍で着実にヤードを獲得する一方、茨城大はなかなか前へ進めない。さらに獨協大RB#26國井がインターセプトを決め、敵陣からQB#2鈴木が一気にゴール前へ攻め込むと、最後は#1逆井がTD。茨城大もSE#7菅﨑がパスカットなど、ディフェンスが健闘するも、好機を得ることなく試合終了。0-45で獨協大が完封勝利し、3部リーグへの昇格を果たした。

★第2試合 入替戦(3部-エリア) 
○東京経済大学39-7立正大学●
 序盤から勢いよく攻めた東経大は、ファーストシリーズで自陣からRB#4伊藤がその脚力を生かしTD。追う立正大も、1Q終了間際にエンドゾーンでのインターセプトで攻撃権を奪取。RB#11山田のランで敵陣まで入り込むと、QB#17濱野のロングパスで得点。しかし東経大もすぐさま追加点を入れて逆転し、前半終了間際にも東経大DB#4伊藤がインターセプトからそのままTDを決め、東経大の流れのまま前半終了。後半、これ以上点差を広げたくない立正大もDL#71佐々木やLB#83遠藤などが活躍を見せるが、なかなか流れを変えることができない。4Qに入ると、両校インターセプトやファンブルリカバーで攻撃権の奪い合いが激しくなり、立正大はなかなか反撃のチャンスを掴めない。残り2分を切ったところで、最後の反撃に出るが、インターセプトを決められタイムアップ。39-7で東経大が勝利し、3部残留となった。

★第3試合 入替戦(3部-エリア) ○首都大学東京16-0工学院大学●
 首都大はファーストシリーズのパントのスナップミスで工学院にチャンスを与えてしまう。工学院はゴールラインまで残り15ydと果敢に攻めるも、首都大DL陣のサックが炸裂し、痛恨のファンブルロスト。工学院の先制点をなんとか抑えた首都大は、ここから流れに乗るかのようにRB#23柳内のランでダウンを更新、ゴールまで残り2ydでFGを成功させ先制点を奪う。首都大はさらに追加点を狙うが、思うようにランが進まず苦しい展開に。守備ではLB#12田渕がインターセプトでチャンスを得るが、得点につなげられず好機を逃す。後半、工学院は得点を狙うが、首都大のディフェンスが固く、また要所でインターセプトを決められ勢いに乗ることができない。その間にも首都大が今試合初のTDを決め、点差を広げる。このままでは終われない工学院は、試合残りわずかで最後の猛攻撃に出る。QB#12増田の活躍でダウンを次々と更新し、残り25秒でゴール前3ydに迫るが、ここで首都大が最後の意地を見せ、工学院は得点ならず。首都大は無失点で入替戦を制し、3部残留を決めた。





◎ゲームレポート(2014.11.30)

★第1試合 東日本代表校決定戦 ○日本大学63-6東北大学●
 日本大と東北大が1年ぶりの対決となる東日本代表校決定戦。関東リーグ王者の日本大は、序盤からその実力を見せつけるかのように次々とダウンを更新。QB#18高橋とWR#25西村の息の合ったパスで確実に相手陣地に攻め込むと、30yd近くのロングパスを投じTDで先制点を挙げる。その後もTDを量産する日本大をなかなか止めることができない東北大だったが、QB#1松田の活躍でハーフラインからのWR#87石母田へのロングパスが成功。K#8森下がFGを決め、今試合の初得点を挙げる。しかし前半残り2分で日本大が失点を取り返すように勢いよく攻め、28-3で前半終了。後半に入り、TDを狙う東北大は相手陣地をじわじわと攻め、さらに日本大の反則でチャンスを掴みゴール前10ydまで攻め込むが、TDは奪えず本日2本目のFGを成功させる。4Qに入ると、日本大が猛攻撃に出る。次々とインターセプトで攻撃権を奪い、その好機を生かして追加点を重ねる。このままでは終われない東北大も、ゴールラインぎりぎりでDE#51長友がQBサックを決めてファンブルを誘い、攻撃権を奪い返す。試合残り2分、東北大はRB#6若狭を中心に最後の攻撃を仕掛けていくが、またもや日本大DB#9森にインターセプトされ、そのままダメ押しののTDを決められる。日本大は圧勝で東日本代表校となり、甲子園ボウルへと駒を勧めた。





◎ゲームレポート(2014.11.29)

★第1試合 1部BIG8 ○駒澤大学35-7東京工業大学●
 先制したのは駒澤大。RB#22神田のランプレーとフェイクのパスプレーを織り交ぜた攻撃で敵陣までじりじりと攻め入るロングドライブで、第1Qに#22神田が2本のTDを挙げ、モメンタムを掴む。対する東工大は、ノーハドルからのタイミングパスでテンポよく攻撃するが、駒澤大DB#6五十嵐にインターセプトを許すなど、なかなか流れを掴めない。第2Qは互いのディフェンスが健闘。QBへの激しいラッシュに加えて、雨の影響かなかなかパスが通らない場面が続く。中盤、駒澤大は約30ヤードものFGを試みるが、これを東工大LB#43定村がブロック。流れは東工大に傾く。前半残り2分、東工大は試合を通してキープレーとしているタイミングパスでレッドゾーンに入り、FGを蹴るも失敗。第3Q序盤、駒澤大はロングドライブからTDし、東工大をさらに突き放す。試合の流れを取り戻した駒澤大は、安定したプレーで東工大に得点の機会を与えない。第4Q、東工大は、パスを中心に攻撃を展開。レッドゾーンで投げたWR#80澁澤へのTDパスを成功させ、念願の得点を挙げる。しかし、駒澤大は#22神田の軽快な走りでディフェンスを振り抜きTD、またしても点差を広げる。試合残り2分、追加点を狙いパスターゲットを探す東工大QBに駒澤大DL#70伊藤のサックを食らわすなど、容赦なく襲い掛かる。残り30秒で駒澤大がインターセプトし、35-7で駒澤大の勝利となった。

★第2試合 1部BIG8 
○拓殖大学28-21上智大学●
 第1Q、上智大攻撃は苦戦し、自陣深くからのパントを選択。しかしスナップされたボールはパンターの頭上を飛び越え、セイフティとなる。流れを掴んだ拓殖大は、パワー系RBの力強い走りと要所でのパスでゴール前1ヤードまで攻め入るが、ここで上智大ディフェンスが健闘。拓殖大の3回の攻撃を止め切り、この得点をFGに抑える。拓殖大はサイズを活かした力強いプレーで攻撃を重ね、最後にはWR#11寺田へのTDパスを決め、上智大を引き離す。第2Q、上智大はパスを繋げ待望の得点を得ると、スペシャルプレーでさらに追加点を挙げ、13-14の逆転とする。後半は互いのディフェンス陣が健闘。拓殖大は持ち前の力強いランプレーで攻撃を重ねるも、上智大ディフェンスの集まりの早さに苦戦。上智大は、パスを中心にゴール前10ヤードまで攻め入り、4thダウンでTDパスを投げるも失敗。第3Qは両校無得点に終わる。1点差で迎えた最終Q、拓殖大はパスで逆転TDを挙げると、トライフォーポイントは2ポイントコンバージョンを選択。ハンドオフされたボールはRB#23川口がゴールに持ち込み、逆転に成功。流れに乗る拓殖大はキッキングも好調で、上智大は自陣15ヤードからの攻撃となる。上智大はダウン更新を狙いパスを投じるが拓殖大がインターセプトし、勢いそのままにTD。試合終了間際、上智大はゴール前10ヤードまで攻め入り、タイミングパスで追加点を挙げ8点差まで詰め寄るも、タイムアップ。拓殖大が勝利した。

★第3試合 1部BIG8 ○専修大学14-7東京大学●
 第1Q、パントによる攻守交替で攻撃権を得た東京大は、QB#12大槻がWR#85菅原へのパスを通し先制。対する専修大は、ランとパスを織り交ぜ攻撃するものの、なかなかゴールには近づけない。第2Q、専修大WR#11和田が50ヤードを超えるロングゲインを見せ、流れを引き寄せる。しかし東京大のフロント陣のアグレッシブな動きによって封じ込められ、このシリーズはパントに終わる。専修大もディフェンスが健闘を見せ、反応の早いセカンダリー陣に東京大オフェンスが苦戦。第2Q残り4分、専修大はランを中心に時間を使いながらドライブし敵陣30ヤード付近まで迫り、FGを選択。しかしキックは失敗し、7-0で東京大リードのまま前半を折り返す。後半、先に流れを掴んだのは専修大。オプションプレーでボールを持ったRBが東京大ディフェンスをかわし、約60ヤードものランでTDを決めて同点とする。第4Q、QBを#12大槻から#15古屋に変えた東京大オフェンスは、ランでじりじりと陣を進めていたが、レッドゾーンに入ったところで痛恨のファンプル。これをピックした専修大DL#57青木がそのままゴールまでボールを運びTD。東京大はQB#15青木が奮闘しスクランブルで一気に敵陣まで入るが、濃霧の影響かパスは失敗。専修大が勝利を修め、チャレンジマッチへと駒をすすめた。





◎ゲームレポート(2014.11.23)

★第1試合 エリアBブロック ●高千穂大学14-27東京理科大学○
 序盤、理科大がラン中心の攻撃で続けざまに1stダウンを更新し、TB#23田崎がエンドゾーンに走り込み先制点を挙げる。さらに勢いそのまま高千穂のファンブルボールをリカバーし攻撃権を奪い返すと、QB#17山口が自らディフェンスをすり抜ける走りでTD、点差を広げる。2Qに入り、高千穂はWR#80今井のランアフターキャッチなどでゴール前まで攻め込むと、QB#18大塚のTDランで7点を返す。その後もロングドライブで攻め続け、前半終了間際パントフォーメーションからのスペシャルプレーで#18大塚が50ヤード以上を走り切りTD、同点に追いつく。迎えた後半、理科大は#23田崎、#17山口のランでビッグゲインを重ね6点を追加する。対する高千穂もノンハドルオフェンスで4thダウンギャンブルを成功させるなど粘りを見せるが得点には至らない。理科大はさらにランによるTDで得点を追加し、27-14で4Qを迎える。追いつきたい高千穂は、果敢にパスを投じてロングゲインを狙いゴール前に攻め込むが惜しくも得点に繋げられず、理科大の入替戦出場が決定した。

★第2試合 3部Bブロック ○文教大学10-0高崎経済大学●
 両チーム守備陣が健闘しなかなか試合が動かない中、均衡を破ったのは文教大。K#20南が35ヤードのFGを決めて3点を先制する。対する高経大も得点を狙うが、文教大DL#69西澤の良タックルなどに阻まれ、なかなか敵陣深くまで攻め込むことができない。3Qに入り、追加点を狙う文教大はロングパスを投じて果敢に攻めるが、高経大LB#51石川のパスカットなどに阻まれ思うようにヤードを進められない。両チームターンオーバーを繰り返す中、文教大はRB#4山田のランなどで敵陣に攻め込むと、スペシャルプレーで4thダウンギャンブルに挑戦するが、パスは通らず。対する高経大も相手の固い守備にランプレーを封じ込められてしまい、試合に動きのないまま最終Qを迎える。残り時間5:50、文教大がラン攻撃でじりじりと敵陣に攻め込むと、#4山田が相手ディフェンスのタックルを振り切る力強い走りでTD。その後は文教大守備陣がゴールラインを守りきり、10-0で勝利を収めた。

★第3試合 3部Bブロック ○流通経済大学48-0城西大学●
 試合開始早々、流経大はFB#23安藤やRB#29白石のランでたて続けに1stダウンを更新し、あっさりと7点を奪う。さらにDB#81大倉がインターセプトリターンTDを決めるなど、流れに乗る。2Q、城西大もTE#93小林へのパスやFB#9黒沢のランで敵陣に攻め込み得点のチャンスを掴むが、インターセプトにより攻撃権を奪われてしまう。すかさず流経大TB#21加藤が50ヤード越えのラッシングTDを決め、城西大を突き放す。20点差を追いかける城西大は、#93小林へのパスを通し再びゴール前でチャンスを得るが、得点は至らない。後半に入っても流経大の勢いは止まらず、QB#9鈴木が走りながらのWR#81大倉へのロングTDパスをヒットさせ、点差を広げる。城西大が要所で攻撃を繋げられずなかなか得点できないなか、流経大は得点を重ねていく。さらに流経大は、QBサックやロスタックルを量産する好守備を見せ、城西大の攻撃を封じる。残り時間僅か、城西大は果敢に攻めるもタイムアップ。流経大が完封勝利を収めた。

★第4試合 3部Bブロック ○東京農業大学42-12東京外国語大学●
 東外大はオンサイドキックを成功させ攻撃権を得ると、ランで一気にゴール前まで攻め込み、勢いそのままQB#4村元がエンドゾーンに飛び込んでTD。開始早々の先制点でチームを活気づける。対する東農大は、RB#26北原のランでロングゲインしゴール前まで攻め込むものの、インターセプトでチャンスを失う。2Qに入ると、東農大がパスとランを織り交ぜた攻撃で着実にダウンを更新し、TDを決めて逆転。一方東外大はパントフォーメーションのスペシャルプレーでダウン更新を狙うも失敗、再び敵陣での攻撃権を得た東農大は機を逸さず確実に得点につなげ、14-6で前半を折り返す。後半に入ると両守備陣が健闘し一進一退の攻防が続くが、3Q終了間際、じりじりと敵陣深くに攻め込んだ東農大が、#26北原のランでTDを決めモメンタムを掴む。最終Q、勢いに乗る東農大は、DL#64田部井のファンブルリターンTDなどで、東外大をさらに突き放す。点差を縮めたい東外大はロングパスで攻めるも、東農大DB#3秋元にインターセプトされ、得点の機会を封じられてしまう。その後も東農大はTDを重ねるが、東外大も意地を見せる。試合終了間際、TE#83御法川のビッグゲインでゴール前まで陣を進めると、#4村元が相手にタックルされながらも力強い走りでエンドゾーンにボールを運びTD。しかし東外大の反撃もここまで。後半怒涛の攻撃を見せた東農大が勝利し、ブロック優勝を決めた。





◎ゲームレポート(2014.11.22)

★第1試合 エリアCブロック ○明星大学33-0杏林大学・横浜商科大学●
 第1Q、先攻の杏林・横商はオープンへのランプレーを中心に攻撃を進め、ロングドライブでレッドゾーンまで攻め入るものの得点には繋げられない。対する明星大はWR#81菅野へのパスなどで一気に敵陣まで攻め入ると、第1Q終盤に先制TD。第2Qは、杏林大LB#52小松崎のパスカットなど、互いのディフェンスが健闘し、互いに得点できないまま時間が過ぎる。しかし前半終了間際、ラテラルプレーから投げられたパスを、明星大DB#81菅野がインターセプトしそのままTD。13-0で前半を折り返す。後半も、明星大オフェンスが前半の勢いそのままに猛威を振るう。ランとパスを織り交ぜてドライブを重ね、第3Qでは20得点を挙げ、杏林・横商をさらに引き離す。第4Q、一矢報いたい杏林・横商はスペシャルプレーを織り交ぜながら攻撃を重ねるものの、明星大ディフェンス陣に阻まれ、なかなかダウンを更新できない。流れに乗っている明星大は、第4Q終盤、杏林・横商オフェンスのプレーアクションパスで浮いたボールをDB#14小林がインターセプト、そのままゴールゾーンに駆け込んでダメ押しのTDを決め、完封勝利を収めた。

★第2試合 1部TOP8 
○中央大学17(TB9)-17(TB6)日本体育大学●
 第1Q中盤、ランとパスを織り交ぜてじりじりと攻撃を進めていた中央大オフェンスは、プレーアクションパスがWR#11鈴木に通り一気にレッドゾーンに攻め込むと、RB#29野田のランでゴール前5ヤードの位置でダウンを更新。しかしここで日体大ディフェンス陣が意地を見せ、この攻撃をFGに抑える。第2Q、日体大はドロープレーなどで陣を進めると、ノーバックの体型からQB#16辻がボールをねじ込みTD。中央大はパスでロングゲインを狙うも、日体大DL#41松本のパスカットなど、日体大ディフェンスに阻まれ得点には至らず。前半は日体大リードで折り返す。後半、日体大はランを中心に陣を進め、ゴール前2ヤードで4thダウンを迎える。投じたパスは不成功であったが、中央大に反則が発生し、ゴール前1ヤードから新たに攻撃権を得る大チャンス。日体大はRB#99松永のダイブで追加点を挙げ、中央大を突き放す。迎えた最終Q、中央大はまたもプレーアクションパスで一気にレッドゾーンに入ると、TE#88揚張へのパスが決まり、待望のTD。7点差に迫る。点差を広げたい日体大は好パントで陣を回復し、中央大の攻撃を阻止すべく攻撃的な動きを見せるが、中央大はWR#24新城が約45ヤードものロングパスをキャッチすると、そのまま独走TD。第4Q中盤で同点となる。第4Q終盤、中央大はランプレーで時間を使いながらロングドライブ。FGを試みるが失敗。日体大に攻撃権が移るが、投じたパスは中央大DB#5小春がインターセプト。残り1秒でゴールまで31ヤードのFGはまたしても失敗となり、タイブレークに入る。一順目は両校共にFGでイーブン。二順目、先行の日体大はFGを決め、後攻の中央大の攻撃はパスでTD。6年ぶりの対戦は、接戦の末、中央大の勝利となった。

★第3試合 エリアCブロック ○工学院大学16-7東京工科大学●
 第1Q、先にモメンタムを掴むために仕掛けるものの、互いのオフェンスが振るわずミスが続く。両校共に流れを作ることは出来ず、にらみ合いのまま得点は第2Qに持ち越された。第2Q、工学院はライン陣のサイズを活かしたプレーでレッドゾーンまで陣を進め、TDパスを投じたが、これを東工科がインターセプト。自陣奥深く、1ヤードからの攻撃権を得た。しかし攻守交代後の1stプレーで工学院が意地を見せセイフティとし、待望の得点を挙げる。得点を狙う東工科は、懸命に攻撃するも、サイズのある工学院ライン陣に苦戦し、前半は2-0で折り返す。後半、東工科は早いタイミングのパスやオプションプレーを織り交ぜ攻撃を展開。工学院はこれに少し翻弄される場面があったものの、フィジカルでカバーし、第3Qも無得点に抑える。第4Q、追加点を狙う工学院は、相手のウィークポイントを狙ったプレーで攻撃を続け、ランでTD。東工科をさらに突き放す。東工科は、試合時間残り4分を切ったところで20ヤードのTDパスが決まり得点するが、工学院の勢いを止めることはできず。工学院が全勝でブロック優勝を決めた。





◎ゲームレポート(2014.11.16)

★第1試合 2部Bブロック ○成蹊大学28-23成城大学●
 先制したのは成城大。成蹊大のパントキックをカットして敵陣21ydからの好位置から最初の攻撃権を得ると、成蹊大のディフェンスに阻まれながらもFGを成功させる。勢いに乗った成城大は敵陣47ydからのロングパスをキャッチしたWR#3羽田がDBをかわしTD、点差を広げる。流れを変えたい成蹊大も、成城大の反則でゴールライン目前までヤードを進めるとそのままTDし得点。成城大リードで前半を折り返す。後半に入ると、成蹊大が反撃に出る。DB#23大槻がインターセプトからのTDで得点を挙げ、流れは一気に成蹊大に。RB#25高野のランと、QB#5竹川からのTE#9程田のパスが立て続けに成功し、一気に2点差まで追い上げる。さらに、試合残り20秒で#25高野が逆転TDを決め、成蹊大が劇的な勝利を飾った。

★第2試合 1部BIG8 
●横浜国立大学19-24専修大学○
 波乱のBIG8の第6節。横国大はここで勝たないとチャレンジマッチへの道は絶たれてしまうこととなる。第1Q、自陣からのパスをキャッチした専修大WR#1梶川がその俊足を生かしてディフェンスを振り切りTD。そこから専修大の勢いは止まらず、横国大もエースRB#20伊良皆のランでなんとか反撃に出るもTDにはつなげられず、さらに専修大に追加点を奪われる。第2Q終了間際に、横国大は2本目のFGを試みるも失敗。3-14で前半を折り返す。後半は点の取り合いで白熱した試合展開となる。横国大がゴール目の前からTDを決めた直後、専修大も#1梶川のランにてダウンを更新し、ハーフラインからのロングパスをWR#11和田がキャッチしそのままゴールへ。なかなか点差は縮まらない。しかし、11点差をつけられた横国大が、試合残り2分で怒涛の反撃に出る。RB#27草野のランやQB#16立石のパスが次々と決まり、試合終了間際にTE#4野口のパスキャッチでTD。しかし点が届かず試合終了となり、前半から勢いに乗った専修大が横国大を振り切って19-24で勝利した。





◎ゲームレポート(2014.11.15)

★第1試合 2部Aブロック ○帝京大学7-3筑波大学●
 序盤、筑波大の勢いに帝京大が押されボールをファンブルし、ゴール前で攻撃権を奪われてしまう。しかし、ここは帝京大の鉄壁の守備でFGのみの得点に抑える。帝京大はその後も、守備は強さを見せつけるものの、得点に結びつく攻撃が出来ない。筑波大も、DT#78岡本のロスタックルなど、ここぞという守備ではきっちり止めるものの、その勢いを攻撃に活かせず帝京大を突き放せない。迎えた後半、ついに帝京大オフェンスが動き出す。RB#2中村が一気に敵陣まで攻め込むと、テンポ良くヤードを進め、#2中村のTDで逆転。筑波大は敵陣15ヤード付近までボールを運び逆転を狙うが、帝京大DB#23野口にインターセプトされチャンスを失う。再度攻撃の機会が回ってくるものの、帝京大の意地の守備に捕まり万事休す。帝京大がBIG8入替戦への切符を手にした。

★第2試合 1部BIG8 
○拓殖大学3-0駒澤大学●
 序盤、駒澤大は得意のランプレーを繰り出すも、拓殖大の素早いフロント陣に封じられ思うように攻撃する事が出来ない。拓殖大は守備の勢いを受け、攻撃陣も奮闘。TE#8八木へのパスで敵陣まで攻め込むが、ここで駒澤大が意地の守備を見せファンブルを誘い攻撃権を奪う。パスとランを織り交ぜた攻撃で敵陣1ヤードまで攻めこむも、拓殖大の鉄壁の守備で得点のチャンスを逃してしまう。この好守備によって流れを掴みたい拓殖大であったが、要所でインターセプトを決められるなど思うように攻められない。前半は両校好守備により0-0で折り返す。3Qが始まってもなお、攻撃権を奪い合うような試合展開が続くが、ここでモメンタムを引き寄せたのは拓殖大。#8八木やWR#1小泉へのパスで敵陣まで攻め込んでFGを決め、3点を奪う。1TDを狙う駒澤大は、最終Qを迎えても思うような攻撃が出来ない。試合残り3分を切ったところで駒澤大に攻撃のチャンスが来るが、この勝負どころで粘りを見せたのは拓殖大守備陣。4thダウンギャンブルも抑えて試合終了となり、3-0という厳しい戦いを勝ち抜いた。

★第3試合 1部BIG8 ●上智大学27-35東京工業大学○
 上智大は、TB#14菊池のランで一気に敵陣にボールを運ぶと、エースWR#10木俣が先制TDを決める。しかし、東工大もすかさず得点を奪い返し同点に。そのまま点の取り合いになるかと思われたが、一歩リードしたのは上智大。相手のミスの隙を付いて着実に得点を重ね、20-7と引き離す。2Q終了間際、それまで勝負どころを決めきれなかった東工大が勢い付き、WR#14桃井がTD。後半、6点を追う東工大は攻めの姿勢でQB#9柳からWR#80澁澤へのパスを成功させ、逆転TD。その後も、オンサイドキックを決めるなどモメンタムを引き寄せる。しかしここで上智大が追い上げを見せ、第4Q開始早々逆転TD。このまま終了となるかと思われたが、終了間際に東工大が怒濤の踏ん張りを見せる。#9柳が自らのランで敵陣まで攻め込み、試合残り3分を切ったところで逆転に成功。上智大は東工大の勢いに負けてしまい、止めの1TDを奪われ試合終了。東工大が1部リーグ初勝利を飾った。





◎ゲームレポート(2014.11.09)

★第1試合 3部Dブロック ○芝浦工業大学21-7東京経済大学●
 芝工大のキックオフにより試合開始。両校思うようにヤードが進まない中、東経大は相手のファンブルを誘い攻撃権を奪うと、敵陣へと切り込む。しかし芝工大ディフェンスが必死の守りを見せ、東経大はチャンスを逃す。2Qに入っても両者一歩も譲らなかったが、芝工大はDB#8横居のインターセプトで流れを掴むと勢いよくTDを狙うが、東経大の守備陣に阻まれる。芝工大は前半終了間際に15ydからのFGに成功してようやく得点、3-0で前半を折り返す。後半に入っても芝工大の勢いは止まらず、着実にヤードを進めるとRB#4前戸が今試合初のTD。2ポイントコンバージョンを選択するも成功には至らないが、その後も敵陣へ勢いよく攻め込んでQB#7赤崎からのパスが通りWR#28羽谷のTDで点差を広げる。しかし3Q終盤、東経大が怒涛の追撃を開始。パスで相手陣地まで一気に攻め込むと、RB#4伊藤がTD。その後すぐに芝工大に追加点を奪われた東経大は、試合終了間際に最後の猛攻撃。ゴール前10ydに迫るが、芝工大の堅いディフェンスに阻まれ得点ならず。21-7で芝工大が勝利した。

★第2試合 3部Dブロック 
○埼玉大学34-20新潟大学●
 埼玉大は序盤から勢いよく攻め、ゴール前まで新潟大を一気に追いつめる。埼玉大の流れになるかと思われたが、新潟大LB#15古澤がハーフラインでファンブルリカバーし攻撃権を得ると、一気に敵陣へと攻め込みそのままWR#25岩内へのパスでTD。第2Qに入り、埼玉大もファンブルリカバーからそのままエンドゾーンへ駆け込み、逆洗に成功。しかし新潟大はすぐに得点を追加し、10-13で新潟大リードで前半終了。後半開始早々、新潟大がまたもや得点を追加し10点とするが、ここから埼玉大が反撃を開始。徐々にヤードを進めFGを決めると、さらに次の新潟大の攻撃権をインターセプトし攻撃権を獲得。埼玉大はこの好機を逃さずRB#21西村がTD、同点に追いつく。第4Qに入っても埼玉大の勢いは衰えず、RB#40比浦などの活躍によってTDを量産し、新潟大は点差を縮めることができないままタイムアップ。埼玉大が後半での怒涛の反撃で逆転勝利した。

★第3試合 3部Dブロック △国際基督教大学10-10電気通信大学△
 先制したのは基督教。好位置から攻撃権を開始し敵陣深くまで切り込むが、電通大のディフェンスが堅い守りを見せFGに抑える。ここから巻き返したい電通大だったが、基督教DB#2神谷によるインターセプトからそのままTDを奪われる。電通大も次からの攻撃で着実にダウンを更新していくと、第2Q早々にFGを決め7点差に。さらに電通大WR#7土田が自陣3ydから一気にゴール前9ydまでボールを運ぶと、QB#11岡田からWR#22小野へのパスが通り同点に追いつく。電通大は第2Q終了間際にFGでの追加点を狙うが惜しくも及ばず、同点で前半終了。 後半は両校なかなか前へ進めず、苦しい展開となる。基督教はRB#27後藤を中心にラン攻撃でつめていくも得点には至らず。電通大も激しいタックルでファンブルを誘うが攻撃権は奪取できず、一進一退の攻防が続く。試合終了間際、基督教が相手のゴール前でインターセプトに成功するが、電気大が最後の粘りで抑えタイムアップ。10-10の同点引き分けとなった。





◎ゲームレポート(2014.11.08)

★第1試合 3部Bブロック ○東京農業大学35-14流通経済大学●
 試合が動いたのは第1Q終盤。東農大が流経大のパントをブロックし、敵陣からの攻撃権を得ると、勢いそのままにピッチを受けたRB#26北原が先制TD。第2Qに入ると、流れはやや流経大に。外へと展開するプレーを中心に陣を進めると、WR#81大倉にパスが通りTD。流れを掴んだ流経大は追加点を狙い攻撃を展開するが惜しくもファンブル、これを東農大DB#33石川がリカバーし攻撃権を得る。再度流れを掴んだ東農大は、WR#11河村へのロングパスでなどでテンポよく進みTD。追加点を挙げた東農大が14-7とリードし前半終了。第3Q、東農大はDB#1田中がパントカバーを流経大陣1ヤードに止める好セーブ。流経大は状況を打破すべくロングパスを投じるもインターセプトされ、東農大に得点を許す。さらに東農大はQB#7阿久津が約60ヤードの独走TDで点差を広げる。どうにか追加点を挙げたい流経大は、LB#57尾鷲のインターセプトやDB#28馬田のパスカットなどディフェンスの奮闘で攻撃権を得ると、WR#18濵上へのロングパスで一気に進み、RB#29白石がオープンを走りTD。ラスト2min、流経大はQB#9鈴木のスクランブルでレッドゾーンまで攻め入るも、追加点には繋げられず。東農大が勝利を修めた。

★第2試合 1部TOP8 
○早稲田大学41-13日本体育大学●
 日体大のリターンで始まった前半。いきなり早稲田DL#90村橋がサックを決め、流れは早稲田に傾いた。早稲田は最初のシリーズで、QB#7坂梨からRB#26井本へTDパスが決まる。そこから2シリーズ連続でTDを挙げリードを広げた。一方の日体大はQB#16辻がパス中心にオフェンスを組み立てた。早稲田陣内に攻め込むと、最後は辻が自分で持ち込みTD。続くシリーズでもギャンブルを成功させ、前半を24-13で折り返した。後半1プレー目でサックを決め流れに乗りたい日体大であったが、反則で早稲田にファーストダウンを与えてしまう。そこを早稲田は見逃さず、RB#34藤井のTDランへつなげ追加点を奪う。これで流れに乗った早稲田は、この日2本目となるK#16佐藤のFGなどで点差を広げた。このままでは終われない日体大。WR#19金田へのパスなどで相手陣内深くまでボールを進めるも、最後まで早稲田ディフェンスを崩し切れず、試合終了。早稲田が41-13で日体大を下した。(早稲田スポーツ新聞会:大槻竜平)

★第3試合 3部Bブロック ○東京外国語大学24-0高崎経済大学●
 第1Q、両校のディフェンスが健闘し無得点のまま時間が過ぎるが、東外大は4thダウンギャンブルを成功させ、勢いに乗る。第2Qに入ると東外大はランとパスを織り交ぜゴール前まで進み、RB#17服部がゴールに駆け込みTD。対する高経大はオプションプレーを中心にゲインを試みるも、ミスが目立ち得点ならず。10-0と東外大リードで前半を折り返す。後半に入り、東外大はランとパス、そして新たにスクリーンプレーを武器にじりじりと陣を進めるが得点には繋げられず。無得点の高経大は、パントリターンでRB#1細田が瞬足を活かしたリターンをするも、攻撃でドライブできずなかなかゴールに近づけない。第4Q中盤、勢いに乗る東外大は、オフェンス・ディフェンス、さらにはキッキングでも活躍を見せるRB#17服部が高経大ディフェンスを振り抜き約50ヤードもの独走TDを決め、高経大を突き放す。一矢報いたい高経大は、レッドゾーンで浮いたパスをDB#18川崎がインターセプトし、リバースプレーなどでゲインを重ねるも、東外大の激しいディフェンスに阻まれ得点ならず。東外大が完封勝利を修めた。





◎ゲームレポート(2014.11.02)

★第1試合 2部Bブロック ○成蹊大学17-15東洋大学●
 成蹊大攻撃最初のシリーズは、東洋大LB#5茂見にQBサックを決められる。対する東洋大はランプレーが炸裂しTDを狙うが、成蹊大守備陣に阻まれFGのみの得点となる。3点を追いかける成蹊大は東洋大攻撃時にファンブルを誘い、ゴール前6ヤードで攻撃権を奪う。チャンスを掴んだ成蹊大はSB#6重松へのTDパスを成功させ、逆転に成功。しかし、東洋大も負けじと得点を返してすぐに逆転。前半終了間際、成蹊大はWR#10石井へのパスを成功させてテンポ良くゴール前までボールを運び、WR#22島貫がTD。14−9と成蹊大リードで前半を折り返す。後半に入ると、東洋大の攻撃陣が怒濤の反撃を見せ、QB#10時崎がボールを運びTD。その後なかなか試合が動かないまま試合は終盤へ。試合残り1分で成蹊大が意地のオフェンスを見せ、#6重松へのパス成功をきっけかに次々にランが通り始める。最後は試合残り10秒でK#81萬がFGを決め、成蹊大の劇的な逆転勝利となった。

★第2試合 1部BIG8 
○横浜国立大学15-14東京大学●
 試合開始早々、横国大はパスとランを巧みに使い分け敵陣まで攻め込むと、QB#16立石からWR#7常田のパスが成功し先制TDを決める。対する東京大は、好守備によりチャンスを掴んだもののFGを外すなど出だしは不調。しかし、前半残りわずかのところで東京大攻撃陣が奮起。RB#35北岡がボールを運び順調にダウンを更新すると、TE#81岸本がエンドゾーンでボールをキャッチ、同点に追いつき前半終了。第3Qは両者我慢の展開。好守備が続き思うようにダウンを更新出来ず、攻守交代を繰り返す。試合が動いたのは第4Q。東京大#35北岡が一気に抜け出し敵陣深くまで攻め込むと、#81岸本が本日2回目のTDを決めて一歩リードする。このまま東京大が逃げ切るかと思われたが、試合残り4分で横国大が猛攻撃に出る。#16立石やRB#27草野のランで敵陣に攻め入り、試合は残り1分で#7常田が意地の30ヤードパスを決めてTD。このままタイブレークに持ち込まれるかと思われたが、横国大は2ポイントコンバージョンを選択。#7常田へのパスが再び通り逆転に成功。横国大が劇的な逆転勝利を決めた。

★第3試合 1部BIG8 ●上智大学19-47駒澤大学○
 試合序盤から駒澤大のパワーランオフェンスが炸裂。RB#22神田を中心としたランプレーを得意とする駒澤大の攻撃を上智大はなかなか止められず、立て続けに得点を奪われてしまう。上智大も負けじとWR#10木俣へのパスを成功させ敵陣へと攻め込むも、TDに繋げる事は出来ずFGのみの得点に終わる。前半終了時点で、3-34と上智大には苦しい展開となる。迎えた後半、駒澤大#22神田の勢いは止まらず早々にTD。しかし、ここから上智大が反撃開始。FGを決め、再び得点のチャンスを掴む。敵陣深くまで攻め込み、RB#30岡野へのパスを成功させTD。その勢いのままにさらに攻めたいところであったが、その後は駒澤大の手強い守備に捕まり、なかなかヤードを進めることが出来ない。その間にも駒澤大はTDを量産していく。試合残り4分の場面で、上智大は#10木俣へのロングパスを決めると、RB#14菊池が意地のTD。爆発的なラン攻撃と安定した守備をみせた駒澤大が圧勝した。





◎ゲームレポート(2014.11.01)

★第1試合 1部BIG8 ○拓殖大学43-22東京工業大学●
 先制したのは東工大。拓殖大がファンブルしたボールをDL#79田口がリカバーして攻撃権を奪うと、RB#21保坂がTD。さらに2ポイントコンバージョンも成功させ、8点を先制する。拓殖大もWR#17新井への46ヤードTDパスを成功させて6点を返す。拓殖大はオンサイドキックを成功させ追加点を狙うが、東工大ディフェンスに阻まれ叶わず。しかし次の攻撃シリーズで東工大がパントでスナップミスを犯し、拓殖大はゴール前1ヤードでの攻撃権を得ると、このチャンスを逃さず確実にTDを決め逆転。対する東工大もDL#47遠藤のタックルなどで拓殖大の攻撃を止めるとRB#29田中のランで陣を進めるが、パスインターセプトされてしまう。機を逃さず、拓殖大はRB#23川口へのパスで敵陣深くへ進むと、WR#11寺田へのTDパスを成功させ点差を広げる。東工大はパスとランを織り交ぜた攻撃でゴールラインを目指すも、要所で攻めきれず得点に繋げられない。猛攻をしかける拓殖大は、WR#1小泉の42ヤードのFGなどで得点を重ね、29-8で前半を折り返す。後半に入り、東工大はQBサックを決めるなどディフェンスが粘りを見せ拓殖大オフェンスをパントに抑えると、#21保坂のラン、WR#88豊田へのパスでビッグゲイン。敵陣に攻め込みFGでの得点を狙うが、キックは不成功。対する拓殖大オフェンスの勢いはとどまらず、#23川口のラン等でゲインを重ねTDを決め追加点を重ねる。すると東工大もじりじりと敵陣に攻め込み、WR#14桃井からQB#9柳へのパスでTD。さらに、着実にゲインを重ねる拓殖大にゴール前まで攻め込まれるものの、DL#63浦瀬のファンブルリカバーでゴールラインを守りきる。モメンタムを掴んだ東工大は、4thダウンギャンブルを成功させ、RB#3田中のラン、#88豊田のパスキャッチで一気に敵陣深くまで攻め込むと、#21保坂がエンドゾーンにボールを運びTDを決め、怒涛の追い上げを見せる。しかし終了間際に拓殖大がダメ押しのTDを決め、勝利を収めた。



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