◎K−WARS2011終了(2011.06.26)

 本日をもって、関東学生連盟主催春季オープン戦『K−WARS2011』は全日程を無事終了いたしました。ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました。
 リーグ戦開幕まで2ヶ月あまり、皆様により快適にゲームをお楽しみいただけるよう尽力し、9月には準備万端でお客様をお迎えしたいと思います。2011リーグ戦へのご来場を心よりお待ち申し上げます。


★第1試合 
●神奈川大学0−26横浜国立大学○
 開始から勢いの良いランプレーが次々飛び出す神奈川。対する横国大は、パス攻撃を多く起用するがなかなか通らない。しかしランで少しずつボールを進め、横国大K#18児玉が39ydのFGを成功させる。ここから流れを掴んだ横国大は、QB#19崎原のパスが通り始め敵陣へどんどん攻め込むが、神奈川LB#47本田のインターセプト等相手守備に阻まれ、追加点を得られず前半を終える。後半に入り更に勢いを増す横国大は、WR#80山田のTDレシーブで差を広げる。一方の神奈川は、RB#23高橋らがランプレーで活躍を見せるが、なかなか得点に結びつかず苦戦を強いられる。その後も横国大が得点を重ね、神奈川は無得点のまま試合は終了。横国大の完封勝利となった。

★第2試合 ○中央大学21−14国士舘大学●
 中央大RB#29近藤が豪快な走りでエンドゾーンを走り抜け、先制点を奪う。第2Q終了間際にもQB#4佐藤の的確なパスコースで敵陣深く攻め込み得点へと繋げた中央大に対し、国士舘は思うように試合が運べず、無得点のまま前半を折り返す。後半に入り間もなく、国士舘はDB#34井上のインターセプトで攻撃権を奪うと、次のプレーでRB#21中里がTDを決め、初得点をあげる。TFPのキックを外したものの、流れを掴んだ国士舘はラン中心に攻め、再び順調にボールを前へと進めて見事に追加点を獲得。続いてQB#3小峰のランで2ポイントコンバージョンも成功させ、同点に追いつく。両校は激しくぶつかり合うが、中央大QB#4佐藤の冷静な判断が得点へと結びついて最後の得点を獲得。中央大が接戦を制した。

★第3試合 
○東京医科歯科大・東邦大医学部16−6日本工業大・埼玉医科大●
 前半、東邦医・医歯大は、東邦医RB#10山本やRB#13富らのランで敵陣へと攻め込む。そして東邦医QB#16松井の放ったボールを東邦医TE#4大西がキャッチし、エンドゾーンまでボールを運び先制TD。しかし、負けじと日本工・埼玉医の反撃が始まる。埼玉医QB#80竹内とレシーバー陣の息が合い、パスプレーでダウンを次々更新すると、埼玉医WR#33山口が点を奪い返し、同点で前半終了。後半開始後はしばらく拮抗状態が続くが、後半残り6分で医歯大RB#5加藤がTDを決め、東邦大・医歯大がリードを手にする。日本工・埼玉医は逆転を狙うが、追加点を奪えずタイムアップ。東邦医・医歯大が勝利を収めた。





◎K−WARS2011(2011.06.19)

★第1試合 
○明治大学23−14立教大学●
 先制点を挙げたのは明治大。立教大のギャンブルを防ぎきり奪ったボールをランとパスで繋ぎ、QB#16廣瀬がエンドゾーンまで運び込んだ。しかし立教大は、パスをインターセプトして得たボールを一年生RB#35茂住が運び返しTD。両校並んだのもつかの間、次のシリーズで明治大RB#31川上がTDを決め追加点を加算。追う立教大のFGトライは不成功でハーフタイムに入る。第3Qは両チームのディフェンス陣が奮闘し4度のターンオーバーを繰り返すが、明治大K#95赤津が44ydのロングFGを蹴り込み成功、スタンドからどよめきが湧き上がる。迎えた最終Q、立教大のFGトライは不成功となるが、次の明治大FGは成功し、20?7で明治大がリード。試合終了2分前、立教大RB#35茂住がこの試合2度目のTDを決めて20?14の6点差とし、逆転勝利まであと一歩の所まで迫る。しかし試みたオンサイドキックは明治大に捕られ、残り1秒でFGを決められ試合終了となった。

★第2試合 
○専修大学13−7近畿大学●
 試合開始からしばらく試合は動かず、互いにボールミスは無く6回ものパントでのターンオーバーを繰り返す。しかし前半終了3分前に近畿大RB#99荒木のTDによりその均衡が崩れると、専修大もすぐにFGを決め、ビジターのリードで前半終了。後半に入ると間もなく、専修大K#17高室が本日2度目のFGを功させて、近畿大に1点差に迫る。対する近畿大もエンドライン残り0ydのミラクルパントやQBサックを見せるが、追加点には結びつかない。試合の流れが変わったのは終了2分前、近畿大のパントをロングリターンで元の位置まで戻した専修大が、ゆっくりとボールをエンドゾーンまで運びにかかる。そして終了29秒前、RB#1山部によるTDで逆転に成功。近畿大は急いで巻き返しを図るが、QBが最後に託したロングパスは専修大に捕まりタイムアップとなった。

★第3試合 
●早稲田大学17−20中央大学○
 早稲田RB#22小林が最初のシリーズでTD、そして続けざまにFGを決める。対する中央大も何度かゴール目前までボールを運ぶものの、最後の砦を破る事が出来ずに足踏みする。第2Qに入りやっと中央大がFGで初得点を挙げると、すかさず早稲田RB#16吉原のTDで点を奪い返し、さらにまた中央大のFG成功と、第2Qは点の奪い合いとなる。 後半に入ると試合の流れが大きく変わり、急に早稲田に反則やQBサックが目立ち始める。対する中央大は40ydを超えるロングパスからのWR#25出口のTDと、調子を上げ始める。そして試合終了5分前、ついに中央大QB#4佐藤が逆転TDを成功させる。歓喜に沸く中央大スタンドを横目に、早稲田は急いでロングパスを連発し逆転を狙う。しかし最後に放ったエンドゾーン内へのロングパスもインコンプリートの判定で試合終了。中央大が接戦を制した。





◎注目の定期戦(2011.06.12)

 今日も非常に湿度の高い一日でしたが、関西から強豪校を迎えて注目カードが揃い、スタンドは大変な盛り上がりとなりました。蒸し暑い中ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。
 来週も、ご来場の際は熱中症対策と雨具のご用意、どちらもお忘れなく。


★第1試合 
○慶應義塾大学35−17同志社大学●
 前半、同志社はラン中心の攻撃で着実にボールを運び、RB#41土井が力強い走りでゴールラインを割り、先制点を挙げる。しかし慶應大もQB#8徳島が様々な攻撃を繰り広げ、同志社の守備陣を寄せつけず、すぐさま点を取り返す。さらに慶應大はQBキープで得たチャンスから、RB#21小平がTDを決めて逆転、リードを奪う。一方の同志社は、なかなか流れを掴めず追加点を挙げられない。前半残り一分、攻撃権を得た慶應大がWR#12吉田らの活躍で追加点を挙げ、前半を折り返す。後半開始早々、應大WR#80松井がエンドゾーン内でボールをキャッチしTD。このまま慶應大ペースで試合が進むかと思われたが、ようやく同志社の攻撃が噛み合い始め、WR#1山アやRB#21斎藤らの活躍により10点を返す。しかし同志社の反撃もここまで、慶應大に点を奪い返されてしまう。第63回目の定期戦は、慶應大が2005年以来の7連勝を飾った。

★第2試合 ●明治大学14−22関西学院大学○
 最初に流れを掴んだのは明治大。DB#27枝崎のインターセプトで攻撃権を奪うと、RB#31川上が他を寄せつけない走りでTDを決め、早々と先制する。対する関学大は、パスとランを織り交ぜた攻撃で敵陣深くまでボールを運ぶが、明治大DB#13岩下のインターセプトで再び攻撃権を奪われ、得点のチャンスを逃してしまう。一方の明治大は、DB#13岩下の活躍でさらに2度攻撃権を奪うが、関学大#DL93池永のQBサックなど、相手守備陣の活躍で追加点を挙げることができない。明治大は前半インターセプトを量産するもののそのチャンスを活かしきれず、7−0で前半を折り返す。後半に入り、関学大がセーフティーで2点を取ると、前半のプレーが嘘のように攻撃が決まり始め、WR#9梅本がロングパスをゴールラインぎりぎりでキャッチ。さらにRB#43望月がエンドゾーンへとボールをねじ込み、待望のTDを決めて逆転。勢いに乗った関学大はさらにDB#14大森のインターセプトリターンTDを決め、明治大を突き放す。一方の明治大もTE#92松本がTDを決めて必死に関学大に喰らいつくが一歩及ばず、さらにFGで関学大に追加点を許してしまう。両チーム選手の気迫溢れるプレーが観客を沸かせた戦いは、関学大が勝利を収めた。

★第2試合 
○東海大学医学部20−14鶴見大学歯学部・東邦大学医学部●
 序盤、お互いにラン中心に果敢に攻めるものの、なかなか連続してファーストダウンを獲得できず、攻守交替を繰り返す。試合が動いたのは第2Q、鶴見歯・東邦医がラン攻撃を中心にボールをゴールライン近くまで運ぶと、東邦医RB#13富が待望の先制点を決める。しかし、東海医はWR#23土城へのTDパスを成功させ、すぐさま同点に並ぶ。後半に入ると、東海医はRB#14大脇の活躍でヤードを進めていくものの、いま一歩得点に繋げることが出来ず、鶴見歯・東邦医もRB陣の俊敏な走りが光るが、相手守備陣に阻まれてしまう。この状況を打ち破ったのは東海医。第4Q終盤、パスとランを組み合わせた攻撃で相手守備を翻弄して得点し、リードを奪う。一方の鶴見歯・東邦医も負けじとRB#99伊藤がTDを決めて再び同点に。引き分けのまま試合終了かと思われたが、試合残り約30秒、東海医WR#23土城が最後の力を振り絞りゴールラインを駆け抜けてTD。東海医が劇的な勝利を手にした。





◎梅雨真っ只中(2011.06.11)

 今日は朝から雨が降ったり止んだりの生憎の空模様でしたが、フィールドでは暗い梅雨空を吹き飛ばすような熱戦が繰り広げられました。
 明日も注目のカードが組まれています。週末はぜひアミノバイタルフィールドで学生フットボールをお楽しみください。


★第1試合 
○拓殖大学24−0明治学院大学●
 拓殖大は最初の攻撃シリーズで明学大にインターセプトを決められるが、すぐに明学大のファンブルをリカバーして攻撃権を奪い返し、QB#9柳沢が自ら走ってTDし7点を獲得。追う明学大はFGを試みるも失敗、その後もDB#22石橋による2度のインターセプトを得点に繋げられず、前半終了。後半に入ると、拓殖大はWR#5奥野がロングパスをエンドゾーン内でキャッチし追加点を挙げる。明学大も必死に食らいつくが、拓殖大守備陣の奮闘によりなかなかゴールに近付くことができない。試合残り1秒、拓殖大が駄目押しのFGを成功させて、完封勝利を収めた。

★第2試合 
●東京大学13−35京都大学○
 試合開始早々、東京大が最初の攻撃でボールを取りこぼし京都大に攻撃権を明け渡す波瀾の幕開けとなった。京都大はこのチャンスを堅実に活かし、WR#1上廣へのパスでTDを決め、先制点を挙げる。対する東京大もK#89三上が50ydのロングキック含むFG2回を成功さる。後半開始直後、京都大RB#2北畠が63ydを一気に走り抜けTD。流れを掴んだ京都大が2度立て続けにTDを決めていく。追う東京大もTDや敵陣エンドゾーン内でのインターセプトと巻き返しを図るが、点差が埋められないままタイムアップ。京都大がアウェーの地で勝利を掴んだ。





◎K−WARS2011(2011.06.05)

★第1試合 
○東海大学35−13東北大学●
 開始早々、先制点を挙げたのは東海大。ラン中心の攻撃でヤードを進め、最後はQBがキープしたボールをそのままゴールラインまで運びTDを決めた。東北大も、負けじとインターセプトで攻撃権を得ると、WR#87秋田がロングパスをキャッチし敵陣深くまでボールを進める。そしてRB#40平山がボールを持ってゴールラインを割り、すぐさま同点に並んだ。このまま流れに乗りたい東北大だったが、ダウンを重ねてはいくもののなかなか得点に結びつけることが出来ない。対する東海大は、RB#1青蛯竄qB#28清水らの華麗なランプレーで相手守備陣を翻弄。追加点を挙げ、リードしたまま前半を折り返す。後半に入り両校共にTDを決めるが、その後はファンブルロストやインターセプトにより攻撃権の入れ替わりが激しく、お互い思うような試合を展開することが出来ない。しかし試合終了間際、東海大RB#3石山が俊敏な走りでボールをゴールライン近くまで運ぶと、QB#9石井がダメ押しのTD。東海大が東北大を突き放し、勝利を手にした。





◎伝統の定期戦(2011.06.04)

 本日のアミノバイタルフィールドでは、高校の関東大会2試合の後、早稲田大学−関西大学による定期戦が行われました。春季は数多くの定期戦が行われますが、今年で66回目となるこの早関戦は日本最古の定期戦とされています。キックオフ前にはセレモニーも行われ、両校のスタンドでは熱心に声援を送るOBの方の姿が目立ちました。


★第1試合 
○早稲田大学38−29関西大学●
 試合開始早々、早稲田はDB#33坂梨のインターセプトで攻撃権を奪い、RB#3大野らの活躍で先制点を挙げる。流れを掴んだ早稲田は順調に得点を重ね、大きく点差を広げる。2Qに入ると、関西大はQB#19井上から繰り出される攻撃がようやく噛み合い始め、着実にボールを進めていき、WR#18岡がTDキャッチを決め初得点を挙げる。さらに関西大はファンブルリターンTDで追加点を奪い、一本差で前半を折り返す。後半に入ると、ゲームの流れは再び早稲田へ。多彩な攻撃を繰り広げ追加点を奪うが、対する関西大はなかなか得点に結びつくプレーができない。このまま後半無得点に終わるかに見えた試合終了残り1分、関西大はTE#86平山らへのパスプレーを中心とする猛攻を繰り広げ、粘りのプレーで立て続けに2本のTDを奪う。この終了間際に見せた関西大の猛反撃が大いに観客を沸かせたが逆転には届かず、早稲田が勝利を収めた。





◎K−WARS2011(2011.05.29)

★第1試合 
○日本大学41−10立教大学●
 第1Q、攻撃権を得た立教大は順調にボールを進めたもののあと一歩のところでTDを逃すが、FGを成功させ立教大に先制点をもたらす。対する日本大はランで立教大守備を圧倒すると、第2QにWR#83林がエンドゾーン内でボールをキャッチし逆転。勢いづいた日本大は更に2TDあげ、21−3と点差を広げたまま前半を折り返す。後半、流れに乗る日本大は更に得点を重ねる。立教大守備も果敢に応戦するが、日本大攻撃陣の勢いを封じるには至らない。最終Q、インターセプトを決めた立教大DB#24島津がそのまま走り抜けTD。追いあげたい立教大だったが、反撃はここで終了。日本大が勝利を手にした。

★第2試合 
●東京外国語大学6−54国際基督教大学○
 先制点を挙げたのは基督教。RB#1加藤が東外大守備陣の隙間を縫い、ボールをエンドゾーンに運ぶ。東外大も負けじとQB#11猟山自らTDして同点に追いつく。ところが基督教も更に2TDを重ね、13点差をつけて前半を終える。後半、基督教はとどまる事を知らない猛攻でどんどんと点差を広げていく。一矢報いたい東外大だが、基督教守備の壁は厚く、後半は得点を奪うことが出来ない。基督教が大差で東外大を下し、勝利を収めた。

★第3試合 
●東海大学0−8名城大学○
 第1Q、両校の力が拮抗しパントを繰り返す。試合が動いたのは第2Qのはじめ、名城大RB#3伊東がTDを決め、トライフォーポイントの2ポイントコンバージョンも成功させ、合計8点を得る。追う東海大は、QB#18山口からWR#17川崎へのパスが決まるなど好機を掴みかけるも場面がみられるが得点には至らず、名城大リードのまま前半を折り返す。後半に入っても、東海大は名城大守備に阻まれ苦戦を強いられる。更に点差を広げたい名城大にエンドゾーン間際でTDのチャンスが訪れるが、東海大守備陣が阻止。しかし東海大は守備の良い流れを攻撃に持っていくことができず、惜敗を喫した。





◎晴天から土砂降りへ(2011.05.22)

 今日のK-WARS第一試合は30度を超える真夏のような炎天下で始まりましたが、第二試合開始直後から曇り始め、最後は土砂降りの雨の中終了しました。この時期は熱中症対策だけでなく、急なお天気の変化にもご注意ください。


★第1試合 
○慶應義塾大学30−17青山学院大学●
 先制点をあげたのは青学大。DL#72武本のファンブルリカバーで慶應大から攻撃権を奪うと一気に攻め込みTD。慶應大も、的確なパスを次々と決めて敵陣に入り、FGで青学大を追う。追加点を奪いたい青学大は、RB#21木村の俊敏なランでファーストダウン獲得を繰り返し、慶應大守備を圧倒。FGを成功させ、リードを保ったまま前半終了。しかし後半に入ると慶應大が反撃を開始。ランで攻め込みFG成功で同点に並ぶと、DL#96永松のインターセプトTDで逆転に成功。流れを掴んで勢いに乗る慶應大は、さらにWR#85吉田がパスを成功させて点差を広げる。青学大も必死に追うが慶應大守備の壁を超えることはできず、慶應大が勝利を収めた。

★第2試合 
○日本大学24−7中央大学●
 前半、日本大はランプレーで中央大守備を掻き回し、要所でのパスも成功させ中央大を追い詰め、TE#88川辺がパスキャッチを成功させて初得点を挙げる。さらにRB#35富澤がエンドゾーンを駆け抜けて引き離しにかかるが、ここで反撃に出た中央大RB#33横田がランで日本大守備を翻弄し、QB#9古澤が自らTD。しかし、すかさず日本大はインターセプトで攻撃権を奪うとエンドライン近くまで攻め込んでFG。日本大有利のまま前半を折り返す。後半開始早々、日本大WR#86松尾がエンドゾーンに走り込んで中央大を突き放す。その後、激しい雨と突風に晒されたフィールド内では両校ともボールコントロールに苦労し、得点につなげることができない。日本大が中央大のファンブルをリカバーしたり、インターセプトを幾度か決めるが得点には至らず、以降追加点の無いまま試合終了。日本大が勝利を掴んだ。





◎味の素スタジアム感謝デー(2011.05.15)


★第1試合 
○武蔵大学35−21成城大学●
 序盤は両校とも流れを掴めず、相手守備陣に阻まれなかなかヤードを進められない成城大に対し、武蔵大もFGで得点を狙うも失敗。この状態から先に抜け出したのは武蔵大で、パスがつながらず再び攻守交代かと思われた4thダウン、WR#7鈴木がエンドゾーンぎりぎりでボールをキャッチし、続く攻撃でRB#28小野がゴールラインを割り、先制点を挙げる。しかし、成城大もWR#25小林がロングパスを成功させすぐさまTDを決め、同点に並ぶ。その後は、追加点を挙げる武蔵大に、成城大も負けじとQB#7佐藤の活躍で再び同点に追いつく。その後試合を決定付けたのは武蔵大WR#87大橋。ロングパスをエンドゾーン内でキャッチし、待望の追加点を挙げる。武蔵大は更にTDを決めて成城大を引き離し、勝利を手にした。

★第2試合 
○日本大学58−0名城大学●
 前半、日本大はラン中心の攻撃で相手陣地に攻め入ると、RB#4藤田が力強い走りを見せて初得点を挙げる。流れを掴んだ日本大は、ここからQB#10安藤のパスが冴え始め、TDを量産し名城大を引き離す。一方の名城大はRB#3伊東が俊敏な走りを見せるも、なかなか得点には繋がらない。さらに、日本大は前半終盤にも、WR#1大澤のロングパスキャッチでTDを決める。後半に入っても日本大の勢いは止まらず、TDに加え、2ポイントコンバージョン成功等でさらに点差を広げる。日本大の鉄壁を破ることができない名城大は、なんとかTDを奪おうと必死に日本大に喰らいつくが、無得点のまま試合終了。日本大の完封勝利となった。

★第3試合 
○学習院大学9−7成蹊大学●
 先制したのは学習院。RB#28和田とRB#35福田の2人が好調なランプレーを見せ、敵陣へと攻め込みTDを奪う。しかし、成蹊大はTD後のキックをブロックし、学習院の得点を6点に抑えた。さらにその後成蹊大は、RB#15瀧本が相手守備を惑わす走りで一気にエンドゾーンを走り抜け、TFPも決めて1点リードで後半へ。第3Q、追加点を狙い激しくぶつかり合うが、成蹊大DB#13八尋の素早いタックルに対し、学習院DL#75冨岡の重いQBサックと、どちらも守備陣が活躍して得点を許さない。このまま成蹊大が勝利を収めるかに見えた最終Q残り1分、回ってきた攻撃権に最後の望みを賭けた学習院が全ての力を振り絞り次々とダウンを更新し、チームは一気に盛り上がる。流れを掴んだ学習院はWR#81岡田へのパスでゴール前3ydまでボールを進め、残り時間1秒でFGトライ、見事成功させる。学習院が接戦を制し、劇的な勝利を収めた。





◎K−WARS2011(2011.05.14)

 本日の第2試合に予定されていた慶應義塾大学−明治大学は、出場校の都合により急きょ中止となりました。ご観戦を予定されていた皆様にお詫び申し上げます。
 明日は味の素スタジアム感謝デーです。アミノバイタルフィールドをはじめ、スタジアム関連のイベントは全て無料となります。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。


★第1試合 
○国士舘大学24−6神奈川大学●
 神奈川の攻撃から始まった前半だが、国士舘の強固な守備に押され、パントスナップの乱れで2点を奪われる。先制した国士舘はDB#19澤井のインターセプトで攻撃権を奪うと、一気に攻め込みRB#21中里がボールをエンドゾーンまで運ぶ。追加点を狙う国士舘の攻撃を神奈川が見事に防ぎ、8−0で国士舘がリードしたまま前半を折り返す。後半、国士舘の攻撃が神奈川守備を圧倒。QB#9手塚からTE#89佐藤へのパスにより更に点を重ねる。反撃を企てる神奈川は、QB#9中本からWR#83清水へのパスを次々と成功させ敵陣に切り込んでいき、WR#81田中のキャッチで点を得る。追い上げたい神奈川だが、国士舘の猛攻を止めることが出来ず、点差を広げられてしまう。試合終了間際、国士舘がダメ押しのフィールドゴールを成功させ、圧勝で試合を終えた。

★第2試合 【中止】慶應義塾大学−明治大学

★第3試合 ●立教大学24−25日本体育大学○
 序盤から両チームとも拮抗した戦いを繰り広げ、日体大攻撃陣がラン中心の攻撃でTDを決めると、立教大もターンオーバーなしで同じく7点を奪還。第2Q、立教大がインターセプトで攻撃権を奪い、再度のTDを決めて一気に流れを引き寄せ、立て続けにFGも成功させて、10点リードで前半を折り返す。後半は、立教大DB#24島津がキックオフリターン、そのままTDでスタート。日体大は少しでも点差を埋めようとFGを試み3点を追加、最終Qへ。立教大のパントでボールを得た日体大はランとパスを織り交ぜた攻撃で敵陣に攻め入り、QB#8秋山が自らエンドラインに切り込んでTD。立教大は敵陣深くでFGを図るも失敗に終わり、攻撃権を取り返した日体大がすかさずTDで6点を追加し、1点差に詰め寄る。固唾を呑むスタンドの期待を背に、日体大は見事2ポイントコンバージョンを成し遂げ逆転。1点差を最後まで守りきり、日体大の逆転勝利で幕を閉じた。





◎ゴールデンウィーク最終日(2011.05.08)

 ゴールデンウィーク最終日は、昨日とは打って変わって夏の到来さえ感じさせるほどの好天に恵まれました。
 連休が終わっても、引き続き毎週注目のカードが組まれています。週末はぜひアミノバイタルフィールドでお過ごしください。


★第1試合 
△横浜国立大学16−16東洋大学△
 試合開始早々、横国大が東洋大攻撃陣をエンドゾーン内で押さえセーフティで2点を獲得する。その後は両校守備陣の活躍によりせめぎ合いが続く。先に流れに乗ったのは東洋大。ロングラン、パスと続きWR#1近藤がTDレシーブを決める。しかし、横国大はこれを許さずRB#36中野がすかさず点を取り返す。逆転を狙う東洋大は敵陣深くまで着々とボールを進め、横国大守備に阻まれながらもFGを成功させて1点リードで前半を折り返する。後半に入ると長い拮抗状態に陥るが、最終Q残り3分でに東洋大WR#16川端がTDし、さらに2ポイントコンバージョンも決めて同点に持ち込む。その後は両チーム共にファンブル等のミスが目立ち、激しい攻め合いが続くものの得点には繋がらずタイムアップ。引き分けという結果に終わった。

★第2試合 
●国士舘大学18−47東京大学○
 先制したのは国士舘、RB#14細野が華麗なランプレーを披露する。しかし、東京大も後を追い、WR#27久世の活躍で両校は点を並べる。2Qで国士舘は開始間もなくK#8木村がFGを決めて再びリードを奪うが、ここからは一気に東京大ペースにのまれてしまう。東京大QB#9木やRB#23大津の力強い走りが相手守備を次々とかわして得点を重ね、国士舘を引き離していく。3Qに入り、国士舘は猛攻を繰り返し東京大に食らいつき、RB#14細野が再びTDをあげ点差を縮める。しかし東京大はすぐに点を取り返し、4Qでも東京大RB#29木村らが得点を重ね、国士舘を大きく突き放して試合終了。東京大が勝利を手にした。

★第3試合 
○慶應義塾大学48−14学習院大学●
 前半から両校司令塔の冷静な判断と的確なパスコースが冴え渡り、攻守共に激しくぶつかり合う。最初の得点は慶應大RB#28蜂須賀、豪快な走りで先制点を奪う。学習院も負けじと相手エンドゾーン内へとボールを運び、さらにDB#4新井がインターセプトを決めて、チームを盛り上げる。しかし、前半終了間際に慶應大WR#10林にTDレシーブを取られリードを与えてしまう。後半に入ると慶應大が本領を発揮し始め、次々と得点を奪い本来の力を見せ付ける。学習院は慶應大に圧倒され前半のように上手くリズムを掴めない。最終Q、学習院はRB#35福田らで必死に敵陣へと進めたボールを、RB#28和田が見事TDに繋げ待望の追加点をあげる。しかし、点差は埋まることなく試合は終了。慶應大の勝利となった。





◎K-WARS 2011(2011.05.07)

★第1試合 
○日本体育大学33−0東海大学●
 前半、最初に試合の流れを掴んだのは日体大。ラン中心の攻撃で着実にヤードを進めていく中、RB#28有馬の走りでボールをエンドゾーンまで運び、初得点を挙げる。一方の東海大は、RB#1青柳のキックリターンでボールを相手のエンドライン近くまで運ぶもののチャンスを生かせず、その後もなかなか試合の流れを掴めない。勢いの止まらない日体大は、DB#17齊藤のインターセプトTDなどで得点を重ね、大きく得点を引き離して前半を終える。後半に入ると、東海大攻撃陣は本来の力を発揮し、WR#7鈴木やRB#1青柳などの活躍により徐々にエンドラインへと近づいていくが、この決定的なチャンスも物にする事が出来ない。対照的に、巧みなラン攻撃で追加点を重ねていた日体大が、相手に得点を許すことのないまま勝利を収めた。





◎K-WARS 2011(2011.05.05)


★第1試合 
●神奈川大学6−7東京都市大学○
 前半、都市大はランとパスを巧みに織り交ぜ着実に神奈川陣地に攻め込み、RB#31潮がエンドラインを割る。更なる得点を狙い、要所でロングパスを成功させエンドゾーンへの距離を縮めていった都市大だが、神奈川守備がこれを許さずエンドゾーン手前で都市大攻撃を塞ぐ。攻撃では神奈川もRB陣が俊敏な走りで都市大守備陣を翻弄しファーストダウンを獲得していくがあと一歩及ばず、両者にらみ合いが続いたまま前半を折り返す。後半、追い上げたい神奈川は4thダウンのパントを自チームで押さえ再び攻撃権を得る。勢いづいた神奈川がこのままタッチダウンかと思われたが、都市大DB#11長橋のインターセプトを食らう。その後、両校守備陣が力を発揮し試合は膠着状態のまま最終Qへ。長い沈黙を破ったのは神奈川。DB#26星のインターセプトにより流れを掴んでロングパスでファーストダウンを獲得して行き、試合終了直前でQB#9中本が自らボールをエンドゾーンに運ぶ。2ポイントコンバージョンで一気に逆転を図るも失敗。7−6で都市大に軍配が上がった。





◎K-WARS 2011開幕(2011.05.01)

 連休真っただ中、強風が吹き荒れるアミノバイタルフィールドで関東学生連盟主催の春季オープン戦『K−WARS 2011』が開幕しました。
 今シーズンもK−WARSをはじめ各会場で注目のカードが組まれています。(詳しくは試合日程をご覧ください)
 2011年も関東大学フットボールをお楽しみください。


★第1試合 
○成蹊大学28−12愛知学院大学●
 先制したのは愛学大。QB#12伊藤がランとパスを使い分け着実にダウン更新を繰り返し、RB#28佐野が相手守備陣を上手くかわしてエンドゾーンまで走り抜けてTD。しかし、2Qで成蹊大RB#15瀧本がTDを奪い返して同点に追いつく。さらに成蹊大は、WR#2中山のTDレシーブで見事逆転に成功し、前半を折り返す。3Qで再び愛学大は追加点を挙げるが、成蹊大も負けじと点を取り返す。点の取り合いが続く中、成蹊大は最終Qで失点を抑えて点を重ね、愛学大を引き離して試合終了となった。

★第2試合 
○一橋大学41−21中京大学●
 試合開始早々、一橋大RB#21出原がキックオフリターンTDを決める。さらに一橋大の勢いは止まらず、WR#11財津やRB#37高瀬の活躍によって得点を重ね、中京大に大差をつけていく。一方の中京大は、相手の勢いに圧倒されて、試合の流れを掴むことができず無得点で前半を終える。後半に入ると中京大は反撃を開始し、パスを中心にヤードを進め、WR#83中山が待望の初得点を挙げる。さらに守備陣も本来の力を発揮し、一橋大の攻撃を抑えつつ、攻撃に繋げ得点を奪っていく。しかし、大きく開いた点差を埋めることはできずタイムアップ。一橋大が勝利を手にした。









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