◎2010リーグ戦にご声援ありがとうございました(2010.12.12)

 アミノバイタルフィールドでは昨日に引き続き2010年度入替戦が行われました。いずれもシーズンの締めくくりに相応しい熱戦が繰り広げられ、この結果を受けて2011年度のブロック編成が正式に決定しました。
 本日をもって、2010年度のリーグ戦日程はすべて終了しました。暑い日も寒い日もご来場くださった皆様、運営にご協力くださった関係者の皆様、このアミノバイタルフィールド・レポートを毎週読んでくださった皆様、そして素晴らしいゲームを見せてくれた関東大学リーグの選手たちに、心から感謝いたします。



★第1試合 入替戦(2部−3部) 
○桜美林大学54−0新潟大学●
 先制点を挙げたのは桜美林。RB#88大橋のランでエンドゾーンを越えると、2ポイントコンバージョンを成功させ一気に8点獲得。更にDB#1内藤のインターセプトTDなどで新潟大を引き離していく。対する新潟大はLB#2白井のインターセプトで攻撃権を奪い、要所でWR#86吉川のパスキャッチを成功させて果敢に攻め込んでいくが得点には至らない。後半に入っても桜美林の勢いは止まらず、TDを量産。新潟大もTFPのキックをブロックするなど必死に食らいついていく。試合終了間際、新潟大はWR#86吉川のパスプレーで一矢報いるべく奮闘するも、あと一歩のところで試合終了。桜美林が完封勝利を収め、2部の座を守り切った。

★第2試合 入替戦(1部−2部) 
○立教大学35−10学習院大学●
 前半、学習院はRB#35福田の走りで立教大守備をを翻弄しゴール目前まで迫るが、立教大DB#21谷口がパスカットして学習院TDを阻止。しかしその後も学習院は攻撃の手を緩めず、見事先制点を奪う。立教大もランとパス織り交ぜた攻撃を見せるが、ここぞという場面で好機を逃す。学習院はK#7瀧川がFGを決めて追加点を獲得。しかし、ようやく立教大もRB#36峰尾がTDに成功し、点差を縮めて前半を折り返す。後半に入ると、立教大攻撃陣が本領発揮。着実にファーストダウンを更新して逆転TD、さらにWR#81重松のパスキャッチで学習院を引き離す。学習院は逆転を試みるが、立教大の強固な守備陣に阻まれなかなか追加点を奪えない。その後も順調に点を重ねた立教大に、学習院は後半無得点のまま試合終了。学習院の1部昇格は叶わなかった。

★第3試合 入替戦(1部−2部) 
●駒澤大学8−38拓殖大学○
 第1Qは両校共に守備が力を発揮。駒澤大のFGトライは惜しくもゴールポストを外れたが、その後拓殖大#5奥野がFGを成功させて先制点を挙げる。駒澤大は逆転を試みるが、拓殖大LB#20新津のQBサックなどに泣かされ思うように攻撃を展開できない。拓殖大はさらにTDをあげて追加点を奪い、リードを保ったまま前半終了。第3Q、両校ともダウン更新するものの得点に繋がらない。最終Qに入ると拓殖大がふたたび攻撃を爆発させ、RB#33横森らが3TDをあげて駒澤大を突き放す。このまま拓殖大の完封勝利と思われた試合終了間際、駒澤大がRB#4佐藤のスクリーンパスで執念のTD。しかし最後に拓殖大にダメ押しのTDを奪われて試合終了。拓殖大は1986年から実に24年ぶりの1部昇格を果たした。





◎勝つも涙・負けるも涙(2010.12.11)

  今週末は、2010シーズンの締めくくりとなる入替戦が行われています。4年間の選手生活を終えた皆さん、選手たちを支えたスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。いつか、フットボールファンとしてアミノバイタルフィールドに戻ってきてください。


★第1試合 入替戦(2部−3部) 
●筑波大学6−26上智大学○
 先制したのは筑波大。QB#4上田のパスが通り、順調に敵陣へ攻め込みFGで3点を奪う。しかしその直後、筑波大のファンブルボールを拾った上智大DL#51島村が、そのままハーフライン付近から一気に走り抜けTDを決めて逆転。勢いに乗った上智大は後半に入ってもRB#27村田やQB#11古川らの活躍でさらに点を重ねる。一方の筑波大は、K#14渡邊が40ydのFGを成功させるものの、なかなか調子を取り戻せない。RB#9小田らの活躍も得点には結びつかず、最後は上智大DB#53ティモシーのインターセプトTDで試合終了。上智大が悲願の2部昇格を果たした。

★第2試合 入替戦(1部−2部) 
○日本体育大学31−6東京農業大学●
 最初に攻撃権を得た日体大は、RB#28有馬のロングランで相手ゴール前まで一気に攻め込むと、RB#5五十嵐がTD。その後も着々と得点を奪っていく。対する東農大は、QBサックやインターセプト等の守備陣の活躍が見られたが、無得点のまま前半を終える。後半に入ると東農大攻撃陣がようやく波に乗り出し、QB#15八郷の放ったボールをTE#83石坂がエンドゾーン内で見事キャッチし初得点。この流れを切らさないよう東農大は果敢に攻める姿勢を崩さない。しかし、日体大は積極的な守備で東農大に襲い掛かり、東農大の攻撃をシャットアウト。最終Qでも追加点を挙げた日体大が勝利を飾り、1部残留を決めた。

★第3試合 入替戦(1部−2部) 
○東海大学17−13帝京大学●
 第1Qは両校とも思うように攻撃を展開できず無得点であったが、第2Qに東海大がFGで先制点を挙げる。対する帝京大は、RB#36岡村がQB#10小西からのパスを受け取ると、そのままエンドゾーンを越えTD。しかしTFPのキックは外し3点リードで前半を折り返す。第3Q、東海大がRB#1青柳のTDで逆転に成功するが、帝京大もDB#22岡野のインターセプトTDにより再びリードを奪う。最終Q、両者一歩も譲らぬ攻め合いが続くが、東海大WR#11美馬が豪快なTDで膠着状態を切り裂く。帝京大は再度逆転を試みるが、わずかに及ばずタイムアップ。東海大がシーソーゲームを制して1部残留を決めた。





◎2部リーグ最終節(2010.11.28)

 朝から青空が広がり、日差しは暖かさも感じられるほどのお天気に恵まれた今日のアミノバイタルフィールドでは、昨日に引き続き2部リーグ最終節の試合が行われました。
 本日の結果を受け、各リーグの順位・順列とともに入替戦の組み合わせが決定しました。(日程・組み合わせはこちらをごらんください)
 次週12/5(日)のクラッシュボウル決勝はもちろん、今シーズンを締めくくるポストシーズンゲームをどうぞお楽しみに。


★第1試合 2部Aブロック 
○東洋大学17−7東京農業大学●
 東洋大はランを中心に攻撃を展開し、1Q終盤にWR#16川端が豪快なTDレシーブを決め、先制点を挙げる。守備でもその流れを絶やすことなく、SS#9角のインターセプトでチャンスを作ると、TB#44佐藤が上手く敵をかわし追加点を決める。対する東農大は、東洋大守備陣の素早い集まりに苦戦し、前半を無得点のまま後半へ。3Qに入ると、東農大守備陣が本領発揮。DL#78吉見や、LB#42城所の容赦ないタックルが次々と決まり攻撃権が回ってくる。しかしながら攻撃陣が上手く機能せず、またしても東洋大守備の厚い壁に遮られ点には届かない。東洋大も次第に調子が狂い始め3Qでは追加点はなし。最終Q、東農大は果敢にランプレーを繰り広げ、TB#18藤田のTDに繋げる。しかしその後は東洋大が点を守り切り試合終了となった。

★第2試合 2部ブロック  
○武蔵大学30−8東京学芸大学●
 学芸大はパス攻撃を積極的に起用し着実に陣地を広げていくが、いまひとつ武蔵大の防衛を崩せず、苦戦を強いられる。一方の武蔵大は息の合ったプレーで上手くランとパスを使い分け、1Q終了間際に約40ヤードに及ぶTDパスを成功させる。守備面でも武蔵大が一歩リードし、SE#54横山の素早いパスカット、SS#8宮のインターセプトTDなど敵に攻め入る隙を与えない。後半、LB#43菊池のインターセプトで攻撃権を奪った学芸大は、前半とは異なりTB#10島田やRB#5福田などのランプレーを多く起用して攻め、エンドゾーン前1ヤードまで武蔵大を追い込む。しかし武蔵大は粘りのブロックで見事阻止。このまま武蔵大が完封勝利を決めるかと思われたが、4Q中盤に学芸大の猛攻が始まる。学芸大は武蔵大守備の穴を見極め前進すると、WR#16小林のTDランで得点、さらに2ポイントコンバージョンを決める。その後も追加点獲得を狙うが、パスのミスが響いて得点には至らず。武蔵大は試合終了際にSB#7鈴木のTDランを決めるなど最後まで攻めの姿勢を崩さず、今季最終戦を勝利で飾った。

★第3試合 2部Aブロック 
●帝京大学14−25東京都市大学○
 先制点を決めたのは都市大。TB#29村松が俊足を活かしたランで一気にエンドゾーンまで駆け上がりTDランを決めると、その後もK#83大渕のFGで点差を広げる。帝京大も巻き返しのチャンスを手にするが、ゴール目前にして都市大CB#12斎藤にインターセプトを決められてしまう。それでも2Q終盤に巡ってきたチャンスを帝京大RB#36岡村が確実にものにし、2点差へともつれ込み前半を折り返す。後半に入り、都市大は#12斎藤のパスカットやLB#47丸田のQBサックなど、帝京大に点を取らせまいと守備陣が堅い守りを発揮。また都市大はWR#18和田などにより更に点を稼ぎ帝京大を突き放していく。4Q終盤に帝京大はTE#5河本へのTDパスで追加点を決めるが、開いた点差は埋まらず試合終了。都市大が今季最後のゲームを勝利で飾った。





◎ゲームレポート(2010.11.27)


★第1試合 2部Bブロック 
●明治学院大学13−17成蹊大学○
 第1Q中盤、成蹊大がFGで先取点を奪う。一方の明学大はRB#21乗松らのランで敵陣深くまで順調にボールを運び、最後はQB#11斉藤が自らのランでTD。明学大が逆転しリードを奪う。第2Q入り、明学大は#11斉藤の2度目となるTDで点差を広げるが、対する成蹊大もRB#11斉藤の57ヤードに及ぶ独走TDランですぐさま点を取り返し、僅差で前半を折り返す。第3Q、調子の上がりはじめた成蹊大はテンポ良く攻めるが得点にはあと一歩届かない。しかし第4Q、成蹊大はDL#77村元のインターセプトから反撃を開始。WR#19山本らのプレーで着実にゲインを繰り返してゴール間近まで攻め込むと、#11斉藤が立ちはだかる明学大守備を一気に抜き去りTDを決める。再びリードを手に入れた成蹊大は、次の明学大の攻撃も封じ、その後は時間を有効に使った攻撃を展開。そしてそのまま成蹊大が勝利を手にした。

★第2試合 2部Bブロック 
●東京工業大学8−10桜美林大学○
 第1Qは互いにパントを繰り返し、攻めきれない状態が続く。第2Qに入り、東工大はQB#4徳永のパスが冴え、桜美林を追い込んでいくものの得点には至らず、逆に攻撃権を明け渡してしまう。桜美林は、QB#18七條のキープランなどでヤードを稼ぎ、K#23平戸のFGで先制。さらに次の攻撃シリーズにRB#3樋口のTDランで得点を重ねる。第3Q、流れに乗り始めた東工大がWR#81池田のレシーブや、RB#20高橋のランなど的を絞らせない攻撃を繰り広げ、桜美林守備に対抗していく。第4Qに入っても東工大は攻撃の手を緩めず、#4徳永のパスをWR#15田辺がエンドゾーン内でキャッチし、一気に点差を縮める。その後も、逆転を狙う東工大はWR陣が好プレーを連発するが悔しくも及ばず、桜美林大が勝利を手にした。

★第3試合 2部Bブロック 
○横浜国立大学53−18青山学院大学●
 第1Q、先制点を奪われた横国大は、RB#3窪田のTDランで同点に追いつくと、第2Qに逆転して試合の流れを引き寄せていく。対する青学大もRB#34大西らのランでボールを進め追加点を狙うが、決め手に欠きパントに追いやられてしまう。第3Qに入って更に勢いが増す横国大は、青学大に追いつく隙を与えず、立て続けにTDを奪っていく。青学大は、QB#17尾林の好投から攻撃の手が繋がりはじめ、WR#23安崎のTDレシーブで待望の追加点。その後守備陣も奮起しQBサックなどビッグプレーが炸裂、怒涛の追い上げをみせるが、第4Qに入ると横国大がQB#4前アのロングパスで前進し続け、TDを量産。横国大は最後まで攻撃の手を緩めず、大差で勝利した。





◎ゲームレポート(2010.11.21)

★第1試合 3部Dブロック 
○千葉大学57−13電気通信大学●
 前半、電通大はランとパスを組み合わせたプレーを展開していくが、束代の集まりの良い守備に阻まれゴールに近づけない。対する千葉大は、RB#29栗田が脚力を見せつけTD。電通大も負けじとギャンブルでファーストダウンを更新するなど、ここ一番でのチャンスを積極的に掴んでいき、WR#80田子内が得点を挙げる。しかし、QB#5芦田のパスが冴え渡る千葉大が次々にファーストダウンを獲得し、さらに2TDを奪い電通大を引き離す。後半も千葉大はTDを量産し、電通大に反撃のチャンスを与えない。第4Q、電通大はDL#72藤澤がカットブロックしたボールをそのままエンドゾーンまで運びやっと追加点を挙げるが、大きく開いた点差は埋まらず試合終了。千葉大が全勝でブロック優勝を決めた。

★第2試合 3部Dブロック 
○大東文化大学14−6創価大学●
 先制点を挙げたのは創価大。追う大東大はRB#27畠山がギャンブルを成功させると、WR#11村上がパスをキャッチし、そのまま創価大守備の間をすり抜け見事TD。対する創価大もFGの隊形からRB#14渡会がボールを持って走るが、エンドゾーン間際で食い止められて得点には繋がらない。さらに創価大はDB#37牧瀬のインターセプトで大東大から攻撃権を奪うが、チャンスを活かせず前半終了。第3Q、創価大のファンブルによりチャンスを掴んだ大東大が再び得点。創価大も積極的に攻撃を仕掛けるが、大東大のアグレッシブな守備陣は創価大の侵攻を許さない。創価大は後半無得点のまま試合終了となり、大東大は最終戦を白星で飾った。

★第3試合 3部Cブロック 
○国際基督教大学7−0首都大学東京●
 前半、両校力が拮抗する。首都大はRB#11一ノ瀬、基督教ではRB#1加藤を中心にファーストダウンを獲得していくが、両校共に力強いQBサックや鋭いタックルで対抗して敵に得点を許さない。第2Q、基督教が執念のダイブでエンドゾーンに入り先制点。首都大もそれに続こうとWR#7矢吹のパスキャッチなどで健闘を続けるが得点には至らず、基督教リードで前半を折り返す。後半、逆転を狙う首都大は徐々に敵陣に攻め込んでいくが、あと一歩のところで基督教DB#12島川のインターセプトにより攻撃権を奪われ好機を逃す。基督教も追加点を狙うが、首都大守備陣に2度のFGブロックを決められるなど厚い壁に阻まれ、結局後半は両校とも無得点でタイムアップ。基督教の勝利となった。





◎3部リーグ最終節(2010.11.20)

 快晴のお天気に恵まれたアミノバイタルフィールドでは、3部リーグ最終節の3ゲームが行われました。次々に各ブロックの順位・順列が決まり、入替戦出場チームが決定していきます。明日のクラッシュボウル準決勝はもちろん、今シーズンを締めくくるポストシーズンゲームにもどうぞご注目ください。


★第1試合 3部Aブロック 
●成城大学6−23横浜市立大学○
 先制点を挙げたのは横市大。ラン中心の攻撃展開から徐々にパスも織り交ぜ、QB#17西本とWR#26小杉の息の合ったプレーで初得点を奪う。さらに第2Qでも序盤から活躍を見せていた横市大RB#24松崎が追加点を挙げる。一方の成城大は、なかなかダウンを更新できずパントを繰り返し、無得点で前半を折り返す。後半に入り、成城大は再び横市大にTDを許してしまうが、ようやくチームが勢いづくプレーが出はじめる。成城大RB#21小田口らで敵陣へと攻め入り、QB#12佐藤がエンドゾーンへ向け放ったボールをWR#88阿部が見事キャッチし、待望の初TD。観客を沸かせるが、点差を縮めることができないまま試合終了。横市大が終始リードを守り最終戦を白星で飾った。

★第2試合 3部Bブロック 
△防衛大学校21−21東京外国語大学△
 試合開始早々TDを決めたのは東外大TB#1中村。その後も東外大は2本のTDを決め、立て続けに点を奪っていく。対する防衛大は、序盤相手に圧倒されたものの、第2Q終了間際に1本のTDを奪い前半を終える。後半に入ると防衛大は怒涛の反撃を開始。相手の重いタックルにも負けず、じわじわとボールを敵陣へ進め、WR#19芝山がTDレシーブを決める。さらにその直後、相手のファンブルしたボールを拾ったLB#5水口が一気にエンドゾーンまで走り、ついに同点に並ぶ。両校ともあらゆる戦術を披露し合いお互い一歩も譲らぬ戦いを繰り広げたが、どちらも追加点を奪うことは出来ず、引き分けで試合終了。防衛大がブロック優勝で2部との入替戦出場を決めた。

★第3試合 3部Aブロック 
○流通経済大学38−24上智大学●
 第1Qから激しい点の取り合いとなり、両校とも徐々に得点を重ねてゆく中、リードを奪い前半を折り返したのは流経大であった。後半に入っても両校の勢いは止まらなかったが、RB#32山アやRB#8渋川らの活躍で流経大が常にリードを保つ。対する上智大はTB#27村田、QB#6高橋とレシーバー陣のパス攻撃で得点を挙げ、度々逆転のチャンスを得るが、相手の得点で引き離されてしまう。流経大は後半にQBサックやインターセプトなど、守備陣の活躍も目立ち始め、攻守共に調子を上げていき、そのまま逃げ切り試合終了となった。





◎ゲームレポート(2010.11.14)

★第1試合 2部Aブロック 
○東京農業大学49−20宇都宮大学●
 東農大は開始3分で中央へのダイブTDを決めると、流れを掴んだままRB#18藤田のランでテンポよく陣地を広げ、QB#15八郷、RB#43冨岡、両者のTDで次々と追加点を奪う。守備面もDE#83石坂の15ヤードに及ぶロスタックルなど、しっかりと敵の動きを読みとり攻撃を阻止。宇都宮は当初なかなかプレーが安定しなかったが、第2Q終了間際RB#18檜山のランで粘り強く前進すると、QB#1栗原の送球をRB#7阿部がエンドゾーンでキャッチ、1本のTDを返して前半終了。後半に入ると宇都宮は#1栗原とレシーバーとの息が合い始め、順調にゲインを重ねる。焦りが目立ち始めた東農大守備陣は前半のような動きが出来ず、第3Qに2本のTDを許してしまう。第4Q、宇都宮は更なる追加点獲得を目指して果敢に攻め込むが、調子を取り戻した東農大守備にシャットアウトされ試合終了。終始リードを守った東農大が勝利を決めた。

★第2試合 2部Bブロック 
○青山学院大学15−8桜美林大学●
 先制点を決めたのは桜美林。ランとパスを巧みに織り込み、TE#88大橋のランで一気にゴールへと突っ込む。青学大はパス攻撃を積極的に起用し桜美林の後を追うが、あと一歩のところで敵守備に道を遮られチャンスを失う。その後一進一退の攻防が続いたが、第2Q終盤に青学大のパントを桜美林DL#11青木がパントをブロック、セーフティーで貴重な追加点を手にする。後半は青学大RB#21木村のロングリターンで開始。ここから青学大の猛攻が始まる。ラインの固いブロックに守られQB#17尾林の安定したプレーが展開される中、RB#34大西が巧みにすり抜け逆転TDに成功。2ポイントコンバージョンも決め一気に勢いづく。桜美林も主将LB#88大橋の力強いロスタックルやFG阻止で攻撃に繋げるが追加点を奪うことが出来ず、青学大が今季3勝目を飾った。

★第3試合 2部Bブロック 
●成蹊大学24−37学習院大学○
 第1Q、成蹊大はランプレーとQB#16坂元の鋭いパスで中央へと駆け上がると、K#10藤村のFGで先制点を奪う。対する学習院は堅い守りで以降の攻撃を阻止し攻撃陣へと繋げると、第1Q終了間際にエースRB#21与安のTDラン、続けてDB#19野沢のインターセプトリターンTDで一気に逆転に成功。第2Qに入ると、成蹊大はWR#19山本が敵を引きずりながらフィールドを駆け抜ける粘りのプレーを見せ、WR#80西崎のTDパスで点差を縮める。しかし学習院は再び#21与安の俊足ぶりが炸裂し、第3Qで2本のTDを奪い返す。最終Q、成蹊大は#80西崎の80ヤードに及ぶキックオフリターンで流れをとらえ、RB#22宮原、#19山本のTDで巻き返しを図るが及ばず、タイムアップ。この結果を受け、学習院の1部リーグ入替戦出場が決定した。





◎1部Bブロック最終節(2010.11.13)

 今日の第1試合は2部Aブロックの第6節、そして第2、第3試合は1部リーグBブロック最終節の試合が行われました。2010年レギュラーシーズン最後のゲームにふさわしい戦いが繰り広げられ、選手達の気迫とスタンドの歓声で、会場は一日中熱気に包まれました。明日はいよいよブロック優勝決定戦が横浜スタジアムで行われます。


★第1試合 2部Aブロック 
○東洋大学34−24筑波大学●
 前半、東洋大はラン攻撃でゲインを重ねていくと、WR#1近藤のTDレシーブで先制点を決め、その後もRB#36太多和らのTDで点差を広げていく。対する筑波大はあと一歩のところで東洋大に塞き止められ、FGにとどまる。それでも2Q中盤には、筑波大QB#4上田がゴールで待ち構えるWR#22大竹へのパスを決め、後半戦での巻き返しに弾みをつける。後半に入ると筑波大は敵の穴を見極めたパス攻撃を展開し、RB#9小田などのTDで一気に東洋大に詰め寄っていく。東洋大もDB#9角、DB#13久夛良木のインターセプト、DL#44佐藤がファンブルリターンからのTDなど守備陣の活躍が凄まじく、両校激しい攻防が続く。そして試合終了間際、追う筑波大の猛攻を東洋大守備陣が見事阻止。東洋大がリードを守り抜いて今季2勝目をあげ、入替戦出場を回避した。一方の筑波大は3部との入替戦出場が決定した。

★第2試合 1部Bブロック 
○一橋大学52−3駒澤大学●
 一橋大はRB#21出原のキックオフリターンTDで一気に流れを掴むと、その後もランプレーを中心に前進し得点を重ねていく。守備陣の調子も好調で、LB#47荒巻が今季チーム初のインターセプトを決め、そのままエンドゾーンへと走り抜けて駒澤大を突き放す。対する駒澤大はK#7長谷川の44ヤードに及ぶFGで先制点を奪ったものの、一橋大守備の厚い壁に行く手を遮られ、追加点を挙げられないまま前半を折り返す。後半に入ってもリズムを崩さない一橋大に対して、駒澤大は新人QB#15戸谷の積極的なパスプレーで陣地獲得を目指すが、焦りのためかミスが目立ち思うような試合運びが出来ない。その後も一橋大は順調に得点を重ね、大差をつけての勝利となった。

★第3試合 1部Bブロック 
●立教大学14−17関東学院大学○
 第1Q、両校とも守備の活躍が目立つ。立教大はDB#11善波のインターセプト、関東大はLB#52古屋のパスカットなど、お互い敵の守備に苦戦し無得点で第2Qへ。関東大はQB#2田上の正確なパスと力強いランで流れを掴み、RB#33中島が敵の防衛を交わして点を奪うことに成功。しかしその直後立教大も緻密なプレーを披露し、WR#81重松へのTDパスで関東大に追いつく。第3Qでは共に無得点で、同点のまま最終Qへ。第4Q中盤、関東大は主将TE#7加藤のプレーで大きく陣地を広げ、RB中島のランで着実に敵陣に攻め込む。そして敵の穴を狙ったプレーが見事成功し更なる追加点を奪うと、守備面でも勢いを見せ、素早い判断力で敵の侵入を阻止。このまま関東大が逃げ切るかと思いきや、立教大が懸命に敵陣に踏み込み、WR#4佐藤のTDで再び同点に並び、望みを繋ぐ。しかし関東大の反撃を止められず、残り0秒で関東大K#2田上の劇的なFGが成功し、関東大は見事勝利を掴みとった。同時に立大は2年ぶりの入替戦出場が決定した。





◎ゲームレポート(2010.11.07)

★第1試合 医科歯科2部Aブロック 
○帝京大学医学部14−0東京医科大学●
 第1Q、ラン中心で攻め込んでくる帝京医に、東京医は自陣2ヤードまで侵攻を許してしまう。しかし、ここから東京医守備陣が本領を発揮、TDを狙う相手の猛攻を全て食い止め見事失点を守る。また、第2Qでは東京医DB#29平松がインターセプトを決める好守備を見せた。両校無得点のまま始まった後半戦、帝京医は前半から活躍を見せていたRB#6森本がようやく初得点をあげる。東京医の反撃にも耐え、第4Qで回ってきた攻撃権でさらに追加点を獲得した帝京医は東京医をさらに引き離す。そのままリズムを崩すことなく、帝京医は白星を飾った。

★第2試合 エリアBブロック 
●茨城大学10−35獨協大学○
 第1Q、獨協大RB#33岡本が茨城大の守備陣を寄せ付けない豪快な走りでTDを奪うが、すぐさま茨城大RB#47福田のTDで同点に並ぶ。しかし、絶好調の獨協大RB陣はその後も2本のTDを決め、追加点をFGのみにとどめた茨城大に対しリードで前半を折り返す。後半に入っても獨協大の勢いは止まらず、次々とTDを決め得点を重ねていく。そのまま獨協大ペースで大差をつけ試合終了となった。

★第3試合 エリアBブロック 
○芝浦工業大学12−0東京経済大学●
 前半、東経大はQBサックやインターセプトを決める等守備陣の好プレーが目立つ一方で、攻撃陣はファンブルが多発するなどのミスが目立ち、得点を奪えず苦戦する。芝浦工は、K#80尹による2度のFGで点を稼ぎ、リードのまま前半を折り返す。後半、芝浦工はQB#7大島が放ったボールをWR#8蒲生がエンドゾーン内でキャッチ、待望のTDで追加点をあげる。対する東経大は、QB#48中村のパスが通り始めるが得点には至らない。その後も東経大は攻撃のチャンスを活かすことができず、芝浦工の完封勝利となった。





◎1部リーグ最終節(2010.11.06)

 快晴の空の下、アミノバイタルフィールドでは3部Aブロックと1部Aブロックの試合が行われました。
 1部リーグはいよいよレギュラーシーズン最終節をむかえました。各会場で、ポストシーズンゲーム出場をめぐって、熾烈な戦いが繰り広げられます。明日の横浜スタジアムでは、1部Aブロックの優勝決定戦となる法政大学−日本大学が行われます。
 レギュラーシーズンクライマックス、どうぞお楽しみに。


★第1試合 3部Aブロック 
○上智大学10−7横浜市立大学●
 前半から上智大はランプレーを中心に攻撃を展開。RB#26稲田、RB#27村田らが次々にダウンを更新し、エンドゾーン近くまで攻め込んでいくとFGで先制する。対する横市大も、ランとパスを巧みに織り交ぜたプレーで反撃開始。そして見事RB#24松崎が逆転のTDランを決め、横市大リードで前半を折り返す。後半に入ると、両校の好守備でゲームはしばらく膠着状態に。再び試合が動いたのは最終Q、上智大TE#14毛利が待望の追加点を挙げ逆転に成功。横市大はQB#17西本が猛攻を企てるが、上智大DB#12渡辺のインターセプトにチャンスを奪われ試合終了。全勝対決は上智大が勝利を収めた。

★第2試合 1部Aブロック 
●専修大学12−17神奈川大学○
 前半、神奈川はQB#17田中のパスが冴え、順調に敵陣へと攻め込みFGに繋げる。一方の専修大は、DB#7末岡のインターセプトで得たチャンスを攻撃陣が活かせず、無得点のまま前半を終える。後半、専修大RB#2水田のキレのあるランや、TE#88中西のパスキャッチなどで本来の力を見せ始めるが得点には至らず、逆に神奈川に追加点を許してしまう。第4Q、専修大はQB#12西畑が決めたTDで4点差に迫るが、神奈川RB#37角田のTDで再び専修大を引き離す。すぐさま専修大はWR#25寺床のリターンTDで追い上げるが、神奈川が逃げ切り最終節を3つ目の白星で飾った。

★第3試合 3部Aブロック 
○流通経済大学41−15東京農工大学●
 先制点を挙げたのは流経大。QB#4牛澤のパスをWR#88布施田が見事キャッチした。勢いに乗った流経大はその後もQBとWRの息の合ったプレーで次々とTDを奪っていく。農工大は流経大の守備陣に阻まれながらもダウンを更新し、FGで得点。後半、追う農工大がついにTDを奪うが、再び流経大が得点を重ねて農工大を引き離す。農工大はDL#73細江のタックルなど意地のプレーを見せて攻撃へ繋げると、QB#4今村のパスをキャッチしたWR#20福永が流経大守備の間をすり抜け追加点。しかし流経大にまたもやTDを奪われ、農工大は点差を埋められないまま試合終了。流経大が勝利を収めた。









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