◎2008リーグ戦にご声援ありがとうございました(2008.12.14)

 アミノバイタルフィールドでは昨日に引き続き2008年度入替戦が行われ、いずれもシーズンの締めくくりに相応しい、寒さを吹き飛ばすような熱戦が繰り広げられました。
 本日をもって、2008年度のリーグ戦日程はすべて終了しました。暑い日も寒い日もご来場くださった皆様、運営にご協力くださった関係者の皆様、このアミノバイタルフィールド・レポートを毎週読んでくださった皆様、そして素晴らしいゲームを見せてくれた関東大学リーグの選手たちに、心から感謝いたします。


★第1試合 入替戦(2部−3部) 
○東洋大学21−7高千穂大学●
 第1Q開始直後、東洋大DB#23渋谷がキックオフリターンTDで先制。一方、高千穂は、DL#75伊藤とDL#57川口のQBサック等ディフェンスが奮闘するも、得点には至らず。第2Q終盤には東洋大RB#33榎本により追加点を挙げられ、さらに第3Q終了間際にも榎本にTDランを許してしまう。なんとか得点を挙げたい高千穂は第4Q、DL#70木村のファンブルリカバーから流れを掴み、WR#19岩渕がボールをエンドゾーン内でキャッチしTD。高千穂はオンサイドキックを成功させ、さらなる追加点を挙げるべく猛攻撃を展開するが及ばず、東洋大の2部残留が決まった。

★第2試合 入替戦(1部−2部) 
○立教大学14(TB6)−14(TB3)桜美林大学●(TB=タイブレーク)
 始めは桜美林がじわじわゲインを重ねていくが、得点には至らず。逆に立教大はRB#29新のロングゲインを皮切りに最初のシリーズでRB#2後藤がTDを決める。第2Qは新のTDランで追加点を挙げるが桜美林もQB#13手島からWR#7古田鳥へのTDパスで食らいつく。後半に入るとディフェンスが奮闘し、互いにインターセプトを繰り返す。試合終盤に相手陣内深くへと進めた桜美林は、タイムアップ直前に古田島へのTDパスが成功。2ポイントコンヴァージョンで同点とし、白熱の入替戦はタイブレークへ。先攻は桜美林。立教大の好ディフェンスに阻まれるもK#28鈴木のフィールドゴールで3点を挙げる。後攻の立教大は新のランで徐々にゲインを重ねるが、桜美林の必死の集まりで苦しくなると、ラン一辺倒の見事な伏線からWR#1岡田へのパスで1stダウンを獲得。その勢いで最後は新がエンドゾーンに飛び込み、劇的な立教大の1部残留が決まった。

★第3試合 入替戦(1部−2部) 
●駒澤大学29−32国士舘大学○
 第1Q、国士舘はFGを成功させ3点獲得。2Qに入ると両校点の取り合いとなる。駒澤大はRB#29千葉のTDランで国士舘を追い越すも、直後に国士舘RB#9加藤がボールをエンドゾーンへと運ぶ。しかし駒澤大RB#26戸来へのパスTDが成功し前半は駒沢大のリードに終わる。第3Qは、国士舘の猛反撃。パスTDとFGをそれぞれ2本ずつ決め、見事逆転。駒澤大を突き放す。なんとか追いつきたい駒澤大は第4Qに入るとすぐQB#13野村がTDランを決めるが、この時点ではまだ8点差。国士舘が逃げ切るかに見えた後半残り3分半、駒澤大は千葉のTD、さらに2ポイントコンバージョン成功でついに同点に追いつく。しかし、試合終了残り6秒で国士舘K#6服部の23ydフィールドゴールが成功し、国士舘は初の1部昇格を果たした。





◎涙の入替戦(2008.12.13)

 今週末は、今シーズンの締めくくりとなる入替戦と医科歯科優勝決定戦が行われています。
 勝つも涙・負けるも涙の入替戦ですが、今日のアミノバイタルフィールドでの3試合のうち、2校が悲願の昇格を果たす結果となりました。
 4年間の選手生活を終えた皆さん、選手たちを支えたスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。いつか、フットボールファンとしてアミノバイタルフィールドに戻ってきてください。


★第1試合 入替戦(2部−3部) 
●学習院大学17−19国際基督教大学○
 第1Q終盤、学習院K#7瀧川がFGを決め先制。しかし第2Qで基督教RB#97長澤がボールをエンドゾーンまで運び、逆転して前半を折り返す。第3Qに入ると基督教QB#16田村のパスが次々と成功し始め更に勢いに乗っていく。そして互いに追加点をあげ僅差で迎えた第4Q。基督教WR#19舟木へのTDパスが通り学習院を突き放すと、すかさず学習院RB#20植田がTDランを奪い基督教に詰め寄る。その後激しい攻防となるが、基督教守備が意地を見せて逃げ切り、接戦を制して見事2部昇格を決めた。

★第2試合 入替戦(1部−2部) 
●東京学芸大学7−14横浜国立大学○
 前半、先制したのは学芸大。DB#27小宮山のインターセプトがオフェンスに繋がり、QB#4佐藤がボールを持ってエンドゾーン内へ駆け込み先制。横国大はFGを試みるも失敗し得点は挙げられずに前半を終えるが、後半に入ると反撃を開始。QB#4前崎のランでボールを前線へ進めていき、TE#13若松がTD。しかし、PAT失敗により得点には至らない。学芸大が逃げ切るかに見えた後半残り1分、横国大WR#10伊藤がボールをエンドゾーン内でキャッチし、見事逆転に成功。学芸大はWR#21田中のパス中心に攻めるが、横国大のディフェンスを越えられず試合終了。横国大が2季振りの1部昇格を果たした。

★第3試合 入替戦(1部−2部) 
○一橋大学29−14神奈川大学●
 試合が動き出したのは第2Q、先取点を奪った一橋大が続けて追加点を挙げリードを広げていく。第3Qに入り一橋大WR#89四十物がTDレシーブを決めると、これまで攻めあぐねていた神奈川が奮起、RB#37角田が一橋大守備ラインをくぐり抜けてTDを決める。しかし一橋大の攻撃の手は緩むことなく得点を加えていく。第4Qになり神奈川のQB#17田中がゴールラインまで駆け抜け、その後のツーポイントコンバージョンも成功して反撃するが、試合残り時間僅かに一橋大のDB#29摩庭がインターセプトを決め、そのまま試合終了。一橋大の1部残留が決まった。





◎レギュラーシーズン終了(2008.11.30)

 本日で本年度レギュラーシーズンのゲームが全て終了しました。各会場での試合結果を受け、各リーグの順位・順列が確定し、入替戦・優勝決定戦の組み合わせも決定しました。(星取表はこちら、入替戦組み合わせはこちらをご覧ください)
 来週12/7のクラッシュボウルはもちろん、今シーズンを締めくくるポストシーズンゲームを、どうぞお楽しみに。


★第1試合 医科歯科1部Aブロック 
○昭和大学6−3北里大学医学部●
 昭和大はQB#11玉置からTE#88須山へのロングパスが成功するなどするが、得点には至らない。対する北里大もQB#16井上のパスを中心に果敢に攻めるも、昭和大DL#60田代やDB#13石橋のインターセプトなどにあい、好機を掴めぬまま前半を折り返す。両チーム無失点で折り返した第3Q、北里大はRB#3藤田のランやWR#8小糸のパスキャッチでゲインを重ねると、最後はK#91犬井のフィールドキック成功で貴重な先制点を挙げる。しかし昭和大はRB#34奥茂のロングランで敵陣深くへと進めると、WR#13石橋が右オープンへ駆け抜け、逆転に成功した。

★第2試合 医科歯科1部Bブロック 
●東京慈恵会医科大学7−13聖マリアンナ医科大学○
 聖マリがLB#58森田のインターセプトなどでチャンスを作ると、オフェンスがRB#22五十嵐のTDレシーブとRB#2土橋のTDランで2TDを挙げ前半を折り返す。後半に入っても聖マリの勢いは止まらず、土橋の2度目のインターセプトでディフェンスからチームを盛り上げる。第3Q終盤、慈恵会はQB#9青木からWR#5合田へのTDパスで追い上げるが、その後は聖マリの好守備に苦戦し、白星を逃した。

★第3試合 2部Bブロック 
○筑波大学22−21武蔵工業大学●
 第1Q、筑波大は早々にWR#88梅沢がTDレシーブを決めると、武工大もRB#21金子のTDランで同点とする。その後は膠着状態が続くも、前半終了間際に武工大が立て続けに2TDを奪い前半を折り返す。第3Qは両チーム守備の踏ん張りでターンオーバーを繰り返し無得点のまま、試合は第4Qへと突入する。筑波大はQB#4土屋のキーププレイなどでゲインを重ねると、WR#1菅野へのTDパスで同点圏内に。しかしここで筑波大、同点のキックを狙わず、逆転を狙い2ポイントコンバージョンのフォーメーション。土屋からRB#7村上へハンドオフ、しかし武工大ディフェンスの速い集まりで筑波大万事休すかと思いきや、ハンドオフ後に一人フィールド右サイドへ走り込んでいた土屋へと、楕円形ボールの放物線が描かれる。土屋は確実にこのボールを確保、観客の大声援と共に筑波大の劇的な逆転勝利を決定づけた。





◎2部リーグ最終節(2008.11.29)

 朝から青空が広がり、日差しは暖かさも感じられるほどのお天気に恵まれた今日のアミノバイタルフィールドでは、2部リーグ最終節のゲームが行われました。
 今日の結果を受けて、入替戦の組み合わせが次々と決まっていきます。スタンドでは、対戦予定の他リーグのチームが熱心に観戦する姿が目立ちました。
 いよいよ明日はレギュラーシーズン最終日です。ぜひご観戦にお越しください。


★第1試合 2部Bブロック 
○宇都宮大学17−7千葉大学●
 第1Qはお互いに譲らず、両校共にパントを繰り返す。第2Qに入った直後、千葉大RB#12及川がランで先制のTDを挙げる。後を追う宇都宮はDB#9小林のインターセプトから流れを引き寄せ、WR#23阿部がパスをキャッチしてエンドゾーンへ走り込み、同点とする。第3Qでは、両校のディフェンス陣が踏ん張って相手に得点を許さず、均衡状態が続く。しかし、3Q終了間際に宇都宮がFGを決め、千葉大に差をつける。第4Qにも宇都宮はTE/LB#7深谷がTDパスを決め、千葉大を突き放す。何とか追いつきたい千葉大は、ゴール前まで攻め込むが得点には至らなかった。

★第2試合 2部Bブロック 
○青山学院大学28−0東洋大学●
 前半、東洋大DB#24岩崎がインターセプトを決めるが、そのチャンスを活かすことができない。一方の青学大はLB#5渡辺のインターセプトで勢いをつけ、RB#2天野がボールをエンドゾーンまで運んで先制点を挙げる。その後もRB天野は2本のTDランを決め、東洋大を大きく突き放す。後半に入り、東洋大はDB/RB#21浅見のインターセプトでオフェンス陣に繋げようとするが、得点を挙げることができない。その後も、青学大LB渡辺がTDランで追加点を挙げ、試合は青学大の完封勝利で終了した。

★第3試合 2部Bブロック 
●桜美林大学0−24国士舘大学○
 第1Qが始まって間もなく、桜美林LB/WR#88大橋のインターセプトがオフェンス陣を盛り上げ、RB#3大渕のランを中心にTDを狙うも、国士舘ディフェンスが踏ん張り、得点には至らない。その後、国士舘RB#9加藤のランで敵陣深くまで攻め込み、QB#4神田がエンドゾーンに走り込む。流れに乗った国士舘は第2Qに入ると、RB#22田中のTDランやFG成功などで着々と追加点を挙げていく。第3Qで桜美林はQB#13手島がランとパスを使い分けて攻めるが、国士舘のディフェンスをなかなか超えられず、逆に国士舘WR#11平野にパスTDを決められてしまう。第4Qでは桜美林WR/LB大橋へのパスが通るが得点は入らず、そのまま試合終了となった。





◎凍りつく雨の中で(2008.11.24)

 久しぶりに本格的な雨となった今日、アミノバイタルフィールドではエリア、3部それぞれの最終節ゲームが行われました。凍えるような寒さにもかかわらず、最終節のゲームとあって白熱した戦いとなりました。
 各会場での試合の結果により、各リーグの順位が決定し、入替戦の組み合わせ(本日現在)が次々に決まっていっています。2008年度ポストシーズンゲームもどうぞお楽しみに。


★第1試合 エリアAブロック 
●日本工業大学2−20上武大学○
 前半は、日本工WR#23金田のロングパスキャッチでボールをエンドゾーンまで近づけ、FGを試みるも失敗。両校とも無得点で前半を折り返す。後半に入ると、上武大はファンブルリカバーから流れを引きよせ、QB/CB#32駒形のTDランと2ポイントコンバージョン成功で合計8点を獲得。追いつきたい日本工はQB#2朝倉のランで得点を狙うもTDには至らず、セーフティーのみの得点にとどまった。その後、上武大はWR/LB#11清野がエンドゾーン内でQB朝倉の放ったボールをキャッチ、QB朝倉自らもTDランを決め、日本工を突き放し試合は終了した。

★第2試合 3部Dブロック 
○成蹊大学20−7大東文化大学●
 第1Qは両校共に無得点に終わった。第2Qでは、成蹊大が大東大のファンブルしたボールを押さえ、そのチャンスを活かしてRB#7水谷のTDを皮切りに相手のミスをついて得点を重ねる。対する大東大は、RB#27畠山のランを中心に前進を試みるが得点には至らない。後半に入ると、DL#1上間のファンブルリカバーから流れを引き寄せた大東大がQB#14佐藤のランでTDを決めて成蹊大に迫るが、成蹊大のディフェンスが踏ん張り、大東大に追加点を許さない。さらに成蹊大は、DB#13八尋がインターセプトTDで大東大を突き放し、リーグ戦を全勝で飾った。

★第3試合 3部Aブロック 
○電気通信大学3−0杏林大学●
 前半は、杏林大DL/OL#78前泊のファンブルリカバー、電通大DB/QB#12鈴木のパスインターセプトなど、両校共にディフェンス陣がオフェンスに繋げようと試みるが、オフェンス陣はなかなかボールをエンドゾーンまで運べない。無得点のまま終わるかに見えた前半終了間際、電通大RB#99床次による38ydのFGが見事成功し、貴重な3点を獲得。後半に入り、なんとか得点をあげたい杏林大は、RB/LB#13海老沢のランを中心に攻めるが、電通大のディフェンスを越えることができない。その後のプレーも得点には繋がらず、勝利は電通大のものとなった。





◎クラッシュボウル出場校決定(2008.11.23)

 快晴の空が広がった今日のアミノバイタルフィールドでは1部リーグ最終節の3試合が行われました。今日は、第2試合の日本大学−早稲田大学は勝利チームが決勝進出となるAブロック優勝決定戦であったため、今シーズン最高の入場者数を記録しました(延べ4074名)。
 Bブロックの決勝進出校は、明日の川崎球場で決定します。12月7日(日)は、アミノバイタルフィールドの隣りの味の素スタジアムで皆様のお越しをお待ちしております。
 


★第1試合 1部Aブロック 
○慶應義塾大学48−0一橋大学●
 前半、慶應大はDB#27林のインターセプトにより敵陣へと入り込み、その後RB#96藤本のランプレーで先制点をあげる。続いてDB#22藤井のインターセプトから攻撃権を得てまたも藤本がTD。その後も勢いづいた慶應大は更に3TDを追加する。一方一橋大は、後半に入りQB#17石下からWR#8崎村へのパスが通るなど随所に好プレーを見せるものの得点には至らず、3QにRB#39海老沼の2TDで更にリードを広げた慶應大の完封勝利となった。

★第2試合 1部Aブロック 
○日本大学32−13早稲田大学●
 日本大がQB#11平本のパスを中心に攻め、最後はRB#39シオネがエンドゾーンに飛び込み先制。対する早稲田はK#81木村がフィールドゴールを成功、さらにはRB#30末吉の71ヤードTDランで逆転する。しかしその後は日本大のペースとなり、立て続けに2TDを追加し、10点リードで前半を折り返す。後半に入ると両チームフィールドゴールで3点を追加。早稲田は果敢に攻めるも、DL#90小宮のQBサックなど日本大ディフェンスの圧力に屈し、DL#95井上にセーフティーを決められてしまう。その後も日本大が試合を支配し、試合終了間際にRB#30赤堀が2本目のTDランを決め、試合を決定づけた。日本大は7戦全勝でクラッシュボウル出場権を手に入れた。

★第3試合 1部Bブロック 
○中央大学37−13帝京大学●
 先制したのは帝京大。QB#18田原のQBキープを中心に攻め、RB#33伊藤がTDランを決める。中央大はWR#3築田のTDですぐさま同点とする。その後は中央大のペースとなり、2TDとフィールドゴール一本を決め帝京大を引き離す。第4Qには中央大がWR#2野崎のTDレシーブで追加点を挙げる。追いかける帝京大はWR#1星野のTDレシーブで一矢報いるも、その後は中央大DL#76武田らに抑えられてしまう。中央大は試合終了間際にもTDを追加し、勝利を収めた。





◎リーグ戦最終節(2008.11.22)

 今週から、各会場でリーグ戦最終節が行われています。アミノバイタルフィールドでも、学生最後の試合を終えた選手達があちこちで記念撮影をしていました。
 アミノバイタルフィールドでは、明日も1部リーグ最終節の3試合が行われますが、注目カードは何といっても日本大学−早稲田大学のAブロック優勝決定戦です。
 明日は、各試合とも通常より30分早い開始となりますので(@10:30〜A13:15〜B16:00〜)、ご来場予定の方はご注意ください。


★第1試合 1部Aブロック 
●東京学芸大学21−35東海大学○
 第1Qに東海大はFGで先制を試みるがポールの左にそれて失敗してしまうが、WR#81阿部のパスTDなどで得点を重ねる。第2Qでは、学芸大がランとパスを織り交ぜならRB#7原田のギャンブル成功などでダウンを更新し、QB#13若島がエンドゾーンへ走り込む。後半に入ると、一矢報いたい学芸大が猛反撃を開始。RB原田が同点のTDを決め、東海大にプレッシャーをかける。第4Qは、同点に追いつかれた東海大RB#2堀井らがランで追加点を挙げる。一方の学芸大はQB#4佐藤のTDランにとどまり、再び東海大に追いつくには時間が足りず、試合終了となった。

★第2試合 1部Aブロック 
○専修大学17−15東京大学●
 前半、RB#2立花のランで先制した専修大だったが、すぐに東京大TE#80梅田のパスキャッチでTDを決められてしまう。何とか得点差を広げたい専修大はWR#25寺床がパスでエンドゾーンへ走り込み、追加点を重ねていく。対する東京大も、負けじとQB#14有井が得点に結びつけ、専修大に食い下がる。後半、しばらく膠着状態が続いた後、東京大がFGを決め、2点差に迫る。東京大がゴール前まで攻め込み激しい攻防が繰り広げられたが、専修大は追加点を許さず、勝利をものにした。

★第3試合 1部Bブロック 
○立教大学31−13駒澤大学●
 第1Qは立教大がFGで先制するが、続く攻撃で駒澤大WR/DB#22がパスTDを決め、逆転に成功。しかし、すぐに立教大WR#21谷口がパスをキャッチし、追加点を挙げる。第2Qには、立教大LB#14田村がインターセプトTDを決め、駒澤大を突き放す。対する駒澤大もQB#13野村が自らボールをキープしてエンドゾーンへ走り込み、前半を折り返す。後半に入っても立教大は攻撃の手を緩めず、守備でも追加点を重ねていき、駒澤大は思うように攻撃のリズムを作ることができない。第4Qは両校共に得点に至らずパントを繰り返すが、第3Qまでにチャンスを上手く活かし得点に結びつけた立教大が、今季初勝利を手にした。





◎レギュラーシーズン、クライマックスへ(2008.11.16)

 今日も小雨が降ったり止んだりでしたが、昨日同様この時季にしては暖かな一日となりました。
 来週から、いよいよリーグ戦は最終節に突入し、2008シーズンは山場を迎えます。
 レギュラーシーズンクライマックス、どうぞお楽しみに。


★第1試合 2部Aブロック 
○武蔵大学27−20明治学院大学●
 第1Q、K#31松本のフィールドゴールで先制した明学大は、武蔵大K#56原嶋のフィールドゴールで同点にされるが、WR#8小澤がTDを決め明学大リードで前半を折り返す。後半に入り、武蔵大は怒涛の攻撃を開始。明学大にフィールドゴールを許したものの、RB#33橋本のTDランを決め、さらには第4QにRB#3大石が粘りのランで逆転。DB#8宮のインターセプトなどディフェンスの踏ん張りでその後の明学大の攻撃を断ち切り、試合終了間際には大石のTDランでさらに明学大を突き放し、接戦をものにした。





◎2部リーグも混戦(2008.11.15)

 今日は曇り空に覆われたものの暖かい一日となり、アミノバイタルフィールドでは2部リーグの3試合が行われました。今週は2部リーグの第6節となりますが、プレーオフ出場については最終節までもつれ込むことになりそうで、最後まで目が離せません。
 明日のアミノバイタルフィールドでの大学チームのゲームは第3試合のみで、第1・第2試合は全国高校アメリカンフットボール大会の関東地区準決勝が行われます。(10:30〜駒場学園−法政二高、13:30〜早大学院−足立学園)
 明日は高校・大学いずれのチケットでもご入場いただけますので、ぜひ早めにご来場になって、高校生のゲームもご観戦ください。レベルの高さにきっと驚かれることと思います。


★第1試合 2部Bブロック 
○青山学院大学16−0宇都宮大学●
 第1Q、青学大がQB#18中山のキープやRB#2天野のランを中心に敵陣深くまで攻め込むが、宇都宮DL#78田中がロスタックルでこの窮地を救う。しかし、その後も青学大の攻撃は続き、第2Q終盤にQB#10井上から中山へのTDパスが決まり先制。後半に入り、青学大はK#1高島のフィールドゴール成功で点差を広げると、第4Qには井上がWR#88安崎へこの日2度目のTDパスを成功させ宇都宮を引き離す。宇都宮は試合終了間際QB#12杉本からWR#23阿部へロングパスを成功させるが、得点には繋がらない。青学大の完封勝利に終わった。

★第2試合 2部Bブロック 
●筑波大学13−23桜美林大学○
 第1Qに桜美林がTE#85秋山のランにより先制。その後両校とも攻め立てるが得点には至らず、前半を折り返す。後半に入り桜美林がフィールドゴールで追加点を挙げる。その後筑波大QB#4土屋が右サイドを駆け上り得点するが、桜美林はRB#3大渕のTDランで引き離す。試合終了間際に筑波大が土屋からWR#1菅野へTDパスを決めるが追いつかず、桜美林が勝利を収めた。

★第3試合 2部Aブロック 
○東京農業大学9−7学習院大学●
 序盤は膠着状態が続く。試合が動いたのは第2Q、学習院がQB#12山田からWR10石川へのロングパスを成功させると、今度は山田が自らエンドゾーンへ駆け込みTD。先制された東農大はK#13三浦がフィールドゴールを成功させ、前半を折り返す。後半に入り、東農大はQB#8町田からWR#87芳賀へのロングパスが決まり、チームに勢いをもたらすと、三浦が再び3点を追加して1点差に迫る。さらに東農大はRB#23星のランを中心に敵陣深くまで進めると、最後は三浦が勝ち越し点となるフィールドゴールを成功させる。その後も学習院の攻撃をシャットアウトし、東農大が接戦を制した。





◎リーグ戦、いよいよ大詰め(2008.11.09)

 今週末はアミノバイタルフィールドと川崎球場で1部リーグ6節の全ての試合が行われました。今日のアミノバイタルフィールドは冷たい霧雨が降る一日でしたが、フィールドでは白熱した戦いが繰り広げられ、スタンドは熱気に包まれました。
 1部リーグのレギュラーシーズンは2週間後の最終節を残すのみとなりました。2008シーズンも大詰め、熱い戦いをお見逃しなく。


★第1試合 1部Aブロック 
●東京大学21−28東海大学○
 第1Q、東海大RB#27青沼がロングパスをレシーブし、敵陣深くまで進めると、その後の攻撃でQB#10原澤が先制のTDパスを決める。東京大は、LB#9杵多のインターセプトなどでディフェンス陣が盛り上げるが、得点には至らない。東海大はさらに前半終了間際、原澤の放ったロングパスをWR#81阿部がパスキャッチし、貴重な追加点を挙げる。後半に入り、東京大はQB#14有井のリバースフェイクなどによる3TDを追加し、東海大に追いつく。しかし、試合終了間際に、東海大RB#27青沼がTDレシーブを決め、接戦を制した。

★第2試合 1部Bブロック 
○帝京大学35−0駒澤大学●
 序盤は両チーム攻めあぐね、膠着状態が続くが、第2Qに帝京大がRB#33伊藤のTDランで先制。さらに帝京大は2Q終盤にリバースプレイで追加点を挙げ、前半を折り返す。後半に入っても帝京大の勢いは止まらず、伊藤がさらに2TDを追加。一矢報いたい駒澤大は、QB#8下大薗のパスやQBキープで果敢に攻め立てるも得点には至らず。駒澤大LB#52片岡のQBサックなどの好プレーも実らず、帝京大が4Q終盤にQB#18田原からRB#36常盤へのTDパスを決め、駒澤大を突き放した。





◎冬到来(2008.11.08)

 今日は朝から冷たい小雨がパラつき、昨日までの暖かさとは打って変わって、北風が身に沁みる一日となりました。
 明日の1部リーグは同日2会場の開催となりますので、観戦予定のお客様は会場と時間をご確認のうえご来場ください。また、本日同様冷え込みが予想されますので、防寒対策を十分になさってお出かけください。


★第1試合 3部Aブロック 
○産業能率大学13−0杏林大学●
 前半、杏林大は産能大CB#8長ら相手ディフェンス陣を前に攻撃のリズムを作ることができず、DL/OL#56與那覇がファンブルリカバーで攻撃権を得て敵陣深くまで攻め込むが、得点に結びつけることができない。一方の産能大はFGで先制点を狙うが、杏林大にブロックされ、両校無得点で前半を折り返す。後半、杏林大はLB/WR#31鈴木らが前半同様ファンブルリカバーでオフェンス陣を後押しするが、そのチャンスを活かせない。産能大はRB/SF#42城田がランで、WR#88森がパスでTDを決め、勝利をものにした。

★第2試合 3部Bブロック 
○新潟大学51−36高崎経済大学●
 第1Qは、新潟大がRB/LB#27渡辺のランで先制。対する高経大はFG1本成功にとどまるが、第2Qに入ると、高経大WR/DB#8小田島がパスをキャッチしエンドゾーンに駆け込んで逆転。しかし、その直後再び新潟大RB渡辺が2本のTDを決めて、高経大を突き放す。追う高経大は、前半終了間際にRB#27星がパスで追加点を挙げる。第3Qでは、高経大がファンブルリターンで流れを引き寄せ、RB/DB#27星がボールをエンドゾーンへ持ち込むが、第4Q新潟大は次々に追加点を挙げる。高経大もTE/DE#86荒瀬とRB/DB#11芳賀がそれぞれTDを決めるが点差は埋まらず、新潟大が勝利した。

★第3試合 3部Bブロック 
○埼玉大学34−10文教大学
 第1Q、埼玉大が2本、文教大が1本それぞれFGを決める。その後、両校とも得点にはつながらず、僅差の戦いが続くが、第2Qに入り、埼玉大が3本のTDを決め21点を追加。一気に文教大を突き放す。後半開始直後、埼玉大RB#29佐藤のランでボールをエンドゾーンまで運び、さらに点差を広げる。文教大もRB/DB#1出家がTDを決めるが、それ以上得点を追加することができない。第4Qでも文教大は自陣から必死にドライブするが、埼玉大CB/WR#11中村のインターセプトに阻まれ、試合終了となった。





◎リーグ戦終盤へ(2008.11.03)

 3連休最終日は晩秋の冷たい曇り空に覆われた一日となりましたが、今日もアミノバイタルフィールドでは熱戦が繰り広げられ、スタンドからは熱い声援が送られていました。
 リーグ戦もいよいよ佳境に入り、この後はいずれも見逃せないゲームになること必至です。2008年度シーズン終盤、どうぞお見逃しなく。


★第1試合 2部Aブロック 
○東京農業大学14−5明治学院大学●
 試合序盤は互いにディフェンスの活躍でターンオーバーを繰り返すも、第1Q終盤に明学大がK#31松本のフィールドゴールで先制、第2Qにはセーフティーで得点を5点とする。後半に入りしばらく膠着状態が続くが、第4QにQB#8町田からWR#83石坂へのTDパスが決まり逆転、さらにはその後の明学大の攻撃をDB#24鈴木のインターセプトなどでシャットダウン。終了間際には、町田のQBキープで敵陣深くまで進むと、最後は町田がエンドゾーンに駆け込み、明学大を突き放した。

★第2試合 2部Aブロック 
●横浜国立大学7−34神奈川大学○
 第1Qに横国大は自陣深くでファンブルし、攻撃権を得た神奈川がQB#17田中がキープして先制。さらに神奈川はK#4武田のフィールドゴールが成功し横国大を突き放す。その後も神奈川が2TDを追加すると、前半終了間際には武田が再びフィールドゴールを決めて、合計得点を27点とする。後半に入り、横国大はRB#31山本のランなどを中心に攻め立てると、最後はRB#15諸留が中央のランでTD。また横国大は守備が踏ん張り、神奈川を後半1TDに抑えるが、前半の失点が響き、全勝対決は神奈川の圧勝に終わった。

★第3試合 2部Aブロック 
●東京工業大学10−28防衛大学校○
 先制したのは防衛大。第1Q序盤にRB#49古賀のランでTD。対する東工大はWR#44石倉のTDですぐさま同点に。しかし防衛大は度々ファンブルフォースを決めるなどディフェンスが奮闘、その流れをWR#7御手洗がTDに結びつける。東工大はその後の攻撃でフィールドゴール1本に留まり防衛大リードで前半終了。後半は防衛大がゲームを支配し、RB#22長谷川のTDランなど2TDを追加し、東工大を突き放した。





◎見えてきた動向(2008.11.02)

 今日は2部Bブロックと1部Bブロックの第5節のゲームが行われました。各会場からも試合結果の連絡が入り、ポストシーズンゲーム出場決定まであと一歩というチームもあるようです。ここアミノバイタルフィールドでも他リーグの試合を熱心に観戦する選手たちの姿が目立つようになりました。(星取表はこちら、順位順列決定方法はこちらをご覧ください)
 最終節まで目が離せないゲームが続きます。決定的瞬間を見逃されませんよう、ぜひリーグ戦会場にお越しください。


★第1試合 2部Bブロック 
●東洋大学0−13宇都宮大学○
 前半は、両校共に敵陣深くまで攻め込む攻防が続いた。宇都宮はDL/OL#63加納のファンブルリターン、TE/LB#81吉村のインターセプトから攻撃のチャンスを得て、2本のFGで先制する。一方の東洋大はRB/WR#22亀井のランなどを駆使するも、得点には至らない。後半に入っても、宇都宮はパスの多用で前進を図り、TE/LB吉村がTDを決める。このままでは終われない東洋大は、自陣から必死にドライブするも、エンドゾーンにボールが届くことはなかった。

★第2試合 1部Bブロック 
○中央大学44−0駒澤大学●
 第1Qで中央大は最初の攻撃からRB#5小栗らが立て続けにTDを決める。駒澤大はランを中心に前進を試みるが、自陣でのパントを繰り返す。第2Qに入ると、駒澤大はDL/OL#58桑野のファンブルリカバーから攻撃権を得るが、得点に結びつけることができない。対する中央大はWR#9田中がパスをキャッチし、エンドゾーンへ走り込み駒澤大を突き放す。第3Qで中央大はTD2本と追加点をあげるが、駒澤大は無得点のまま最終Qへ。第4Qに駒澤大のLB/WR#5中杉がインターセプトを見せてオフェンスを後押しするが、中央大ディフェンスを前にゴールラインまでボールが届かない。その間に、中央大は確実に得点を重ね、完封勝利をものにした。

★第3試合 1部Bブロック 
○帝京大学30−13立教大学●
 帝京大はランとパスを使い分け、WR#7池田のパスTDで先制する。後を追うかたちとなった立教大は、DB#20野村のQBサックなどで帝京大オフェンスにプレッシャーをかけ、追加点を与えない。そして、前半終了間際、立教大WR#19菅谷へのパスが通り、エンドゾーン内でのキャッチで同点とする。後半に入ると、立教大RB#29新がランでゴールラインをかけ抜けて逆転に成功。しかし、帝京大はすぐにQB#18田原のパスTDやRB#36常盤のランTDなどで得点を重ね、立教大を突き放す。そして、そのリードを保ったまま、今季初の白星を手に入れた。





◎冬はすぐそこ(2008.11.01)

 3連休初日の今日は、お天気は快晴となったものの、朝から木枯らしが吹き荒れる一日となりました。夜には風は止んだものの、鼻がツーンとするほどの冷たい空気に、冬の訪れが近いことを実感させられました。
 明日、明後日と雨の心配はなさそうですが、日が落ちると途端に冷え込みますので、ご来場予定の方は防寒対策をどうぞお忘れなく。


★第1試合 2部Bブロック 
●武蔵工業大学14−31桜美林大学○
 先制点をあげたのは桜美林。その勢いで武工大を攻め続け、第1Q残りわずかにも桜美林QB#13手島が自らエンドゾーンに走り追加点をあげる。第2Qに入っても桜美林はFGとTE#85秋山のTDランで更に点差を広げていく。一方攻撃のリズムを掴めない武工大は、RB#36中澤のランで敵陣深くに進み、最後はQB#1宮川のパスがTE#89渡部へ通りTD。第3Qは互いにディフェンスが踏ん張りをみせるも、続く第4Qに1本ずつTDを決め、桜美林がリードを守ったまま試合終了となった。

★第2試合 1部Bブロック 
○法政大学50−0関東学院大学●
 試合は前半に法政大RB#6堀が3本のTDランを決め、関東大を一気に突き放す。その後も得点を加え関東大に攻め入る隙を与えない。後半に入り関東大QB#7加藤はランとパスを巧みに織り交ぜて攻めるが、法政大守備に阻まれ得点をあげることができない。一方法政大の攻撃は緩むことなく続き、WR#89宮本がTDレシーブを決めると更に勢いが増していく。そして試合終盤にRB#6堀がこの試合5本目のTDを決めて、法政大は大差をつけて完封勝利を得た。

★第3試合 1部Bブロック 
○明治大学24−10日本体育大学●
 第1Q終盤、明治大RB#33喜代吉ゴールラインへ駆け込み先取点を奪う。第2Qに入り明治大はFGで追加点をあげたが、日体大もK/RB#21辻本がお返しのFGを決め追い上げをみせる。続く第3Qは共に得点を重ね、その後は両チームディフェンスのプレーが冴え渡り、激しい攻防が続いていく。そして第4Qに、明治大WR#1安田が47ヤードのTDレシーブを決めて、試合を決定付けた。明治大は全勝対決を制し開幕5連勝となった。






2008年度秋季リーグ戦10月

2008年度秋季リーグ戦9月

2008年度春季オープン戦

2007年度秋季リーグ戦


2007年度春季オープン戦

2006年度秋季リーグ戦

2006年度春季オープン戦

2005年度秋季