2005 CLASH BOWL

チーム紹介  早稲田大学



早稲田大学
 1934年創部。立教大、明治大とともにも日本最古の歴史を持つ。
 戦前は関東で3度の優勝経験を持つものの、戦後は長い低迷期に入り、1960年代の4年間と1997年は2部を経験した。1部復帰後の1998年、リーグ初戦で法政大に勝利するも結果は3位。2002年にQB波木を擁し、初の関東大学選手権(クラッシュボウル)出場を果たす。その準決勝で法政大に、決勝では専修大に勝利し、創部以来、初となる甲子園ボウル出場を果たす。2003年、2004年と関東大学選手権準決勝で敗退。
 関東の上位校では珍しくフットボール未経験者が部員数の約半数を占める中、今年で2002年以来4年連続プレーオフ出場となる。

朝倉 孝雄 監督
 1968年10月22日生まれ。早大学院でフットボールを始め、1986年には主将を務めチームを全国高校選手権(クリスマスボウル)優勝に導く。早大入学後もLBとして活躍し、4年次に主将を務める。卒業後は東京三菱銀行、アサヒビールシルバースターと社会人チームでプレーし、3度のライスボウル出場を果たす。2001年にマサチューセッツ州立大学大学院に留学し、スポーツ経営学修士課程を修了。2003年の帰国後、自らの経験を活かすべくヘッドコーチに就任。2004年から監督兼ゼネラルマネージャーに昇格した。
 現在、早稲田大学国際教養学部勤務。日本一を目指すチームを強力なリーダシップでけん引するとともに、東伏見グラウンドの人工芝化やNPO法人ワセダクラブアメリカンフットボールディビジョンでの小中学生向けのフラッグフットボール開校など、フットボールの環境整備と振興にも力をそそいでいる。
 「目標は『日本一』。1プレー1プレーを泥臭く、闘争心を全面に押し出して戦い、クラッシュボウルでは今シーズン敗北を喫している法政大、明治大、慶應大に雪辱を果たしたい。」

<今季の戦い>
 切れ味鋭いランが持ち味の#5新田・パスコントロールに秀でた#16井上とタイプの違う2人のQBを併用した早大。初戦の立大戦で思わぬ苦戦を強いられるも新田のランで乗り切った。初戦不調だった井上のパスも試合毎に精度を増して、危なげなく3連勝し前半を折り返す。迎えた第5節、日体大にゴール前1ヤードまで押し込まれ、あわや逆転という絶体絶命のピンチを守備が渾身のタックルで阻止しモメンタムと勝利をもぎ取る。しかしクラッシュボウル出場を賭けて臨んだ明大戦では守備が明大ラン攻撃を止めきれず苦杯を喫する。しかし中大が敗れたため2位でのクラッシュボウル進出が決定した。

<中心選手>
WR#20
斉藤 直人
ビッグベアーズをプレーオフに導いた闘将。ラン・パスで活躍必至。
TE#88
尾崎 耕司
早稲田パッシングオフェンスのキーマン。ランブロックにも優れる。
OL#73
村本 貴俊
早稲田若手攻撃ラインの精神的支柱。1年次よりスターターに名を連ねる。
FB#26
新井 竜雄
今年は安定感が出てきた。ここ一番でのブロックでチームを引っ張る。
DL#61
吉田 曉夫
サイズのハンディを乗り越え、気持ちで若手フロントを引っ張る。
LB#6
近藤 雄太
持ち前のパワーとシステムの理解でチームを引っ張る守備キャプテン。
DB#21
香坂 一太朗
怪我を乗り越えスターターに定着。最後のシーズンに賭ける。


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